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ててて見本市2014に参加しました。

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「ててて見本市」に参加しました。 昨年はギフトショーに単独ブースで出展しました。それ以前にJIDAブースで出展したことが2度あります。 いわゆるバイヤー向けのトレードショーという展示会で分かったのは、情報配信には良いかもしれないが、余りに人が多く十分な対応が出来ないという事。 私達が目指す売場との関係作りには向いていないと感じました。私の創るモノは、それだけを見れば他のモノと大差なく思えるでしょう。ブランドではないし、手作りでもない、ただの綺麗な工業製品です。でも、 こんなものが地元の工場と作れるようになるのに20年もかかっています。 鍋やヤカンやキッチンツール、一見普遍的なものをある時は料理研究家やタレントの情報発信力を使った商品で有ったり、価格訴求力なる100均向けだったり様々な背景でデザインして来て、どれも全力で一定の成果を上げ(たぶん)、狭い産地の中で一定に認められることで、やっと自分達の商品をつくって貰える所まで来れました。(それでもまだまだ不十分ですがが) FD STYLEというプロジェクトは商品を開発してくれる工場との信頼関係だけで成り立っています。 モノを造るにはクラフト製品の様な作られ方をするものと、工業製品とで違います。工業製品ならどれも同じかというとそうでは無く、新潟県の地場産業は多くの職人の手によりつくられています。 まずは様々な機械設備と金型などの初期費用が必要です。それがあれば良いかというとそうではありません。 外から見れば産地の工場など何処も同じに見えるかもしれない。また、メーカーというのは造る為の全てを持っている様に思うかもしれませんが、一つ一つの工程で内と外を使い分け、行程によってはパラレルで行いながら品質管理もするそんな工場も地場産業には有ります。 ISOでは受入れられないでしょうが、日本のモノづくりが高い競争力を持っていたのは、そんな所に有ると感じています。職人がプライドを掛けてやる。かっこ良く聞こえますが「ISO」の様なグローバルな工業生産とは全く違います。 私は20年以上数々の場面で目の当たりにして来たので全く疑問も持ちません。村社会と揶揄されますが、技術が無かったり、不誠実な作り手が排除されるシステムでもあると思います。 ...

2014年はすでに1月経ってしまった。

2014年も、もう1月経ってしまった。危うく1月更新が無い所でした。 2月にはててて見本市の出展が待っている。 今回改めてFD STYLEとは何か考えて纏めてみました。 新潟市にある工業デザイン事務所エフディーは新潟県内の製品デザインをして来ました。中心は産地問屋とメーカーです。産地問屋の仕事は売り場の情報に近く、メーカーの仕事は現場の情報に近い所でデザインをするわけです。燕や三条が中心なのでキッチン家庭用品が中心でしたが、前者は料理研究家やタレントを活用した企画で後者は職人技を活かしたものづくりになります。 その後、物が売れなくなり産地問屋は徐々に海外にシフトしていきました。海外へ開発が移れば産地の特徴などは無くなります。どのような素材も加工も可能になり、同時に差別化が出来なければなりませんが、利益を求めて有力な産地問屋は製品調達を海外、主に中国や東南アジアを中心に進めました。産地は徐々に活力を失って行きます。売るルートを持たないメーカーはどんどん無くなり、職人も減り、中でも若い職人のなりてが少なくなりました。私は強い危機感を持ちメーカーと協業で来ないかと考え始めました。そもそも、ものを売るための仕組み流通がものづくりの情報を阻害してると感じていました。 メーカーが自由に価格を決められないし、売場も自由に商品を調達しにくい仕組みになっていてこの仕組の中で自由に情報発信出来てユーザーとメーカーを繋げる役割をデザイナーが出来るのでは?と考え08年くらいから始めた取組がFD STYLE(文字通りエフディーのスタイル)なのです。 デザイナーである私はデザインの力を信じてユーザーへ訴求しようと考えました。機能を持たせた美しい造形が私のデザインです。機能は道具の持つ目的を高める事であり、美しい造形が人の心に訴え、手にする事で機能を実感できる道具が永く使える良い道具であると考えます。出来るだけシンプルに使い易く、それでいて心に残るそういうデザインを心掛けています。そのために、素材や加工法はもちろん、作業する「人」を知る事が大切で、自分が暮す新潟にこだわる理由です。 東日本大震災以降、自分達の暮らしの根本を見直そうという機運が高まり日本の良い道具が注目されるようになって来ました。クラフトから中量生産プロダクトの中で作り手の顔が...

2013年を振り返って

今日と明日で2013年も終わりだ。 昨年末から感じている不安は今年一年を通じて払拭されることは無かった。 何かというと新しくモノ(道具)を作り続ける事が正し良いのかどうか?という事だ。とうに大勢の人は欲しいものなんか無くて、消費地としての日本が既にかなり小さくなっているのではないだろうか。良いものを作って永く使ってもらうという発想は正しいのだけれど、産業としては程々に消費してもらわなくてはならない。 例えば、フッ素加工したフライパンはどんなに良く出来た道具だとしても、一年たったらくっつくようになって買い替えられる。作り手も売り手もそのサイクルの中で生きられる。鉄のフライパンは使い続けようと思えば、きっと何十年だって使い続けられる。だけども、手入れも必要だし、ちょっと間違えばくっついて焦げる。コツが必要な道具だ。上手く使えるようになった人はずっと使い続けるし、そうでない人は、フッ素加工のフライパンに戻るだろう。 ピーラーだって百均のピーラーでも良いかもしれない。その方が汚れたり切れなくなったら買い替えれば良いのだろう。誰が、送料払って刃を交換してまで使うものか。そう思う反面、プレゼントで貰っていたら、それが大切な人からモノだったら刃を交換しても使いたいとも思う。 20年以上も同じようなものをデザインし続けてきて、消費されるデザインに疑問を感じたタイミングと海外から安い商品が産地の問屋を通じて市場にあふれかえり、工場が減るタイミングが重なり、産地の工場もデザイナーも無くなっても良いものなのでは?と考えるようになった。それに対して何 かやれる事があるのではないかと始めたのがFD STYLEだ。 でも、デザイナーが流通に関わることが本当に良いのかどうかは今でも疑問だ。 悩みながら、不安を抱えながら2013年も暮れていく。 きっと2014年もこの気持ちは抱えたままだろう。 皆様良いお年をお迎えください。

『エコプロダクツ2013』 green STORERS (東6)に出展しました。

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『エコプロダクツ2013』 green STORERS(東6)に出展しました。エコプロダクツ展は2011年につづいて2年ぶり2回目の出展です。 前日の搬入は新潟の自宅をAM4:00に出発してスタッフ1名と共同出展するマジップを製造するメーカー、永塚製作所の専務の車でビッグサイトまでやってきました。訳有って専務はそのまま京都へ。搬入は私とうちのスタッフの2人でしたが 搬入自体は1時間程度で済みました。まぁ先日の古町のイベント出展とか「慣れ」ってのが大きいです。 今回は新製品として「ワークショップ用スコップ」を発表しました。これは、永塚製作所で廃番になった製品の金型を活用したスコップの先端と廃棄するしかない間伐材や枝打ちした材木を組合せて自分でお洒落なスコップを作ろうというキットです。日本の林業の問題や地場産業の事を考えるきっかけを持ってもらうことで身近な生活環境をリンクして考えてもらうことが目的の一つです。 ゴミ拾いトングマジップで一番感じた事は、商品単独で考えるのではなくてそれを使う人達と一緒に広げていくことの大切さでした。目的が同じ人たちと協力する事で、世界が広がっていくかのような感覚は小さな工場が作った製品を広く認知して貰うためにも有効な事だと感じました。 同じように、永塚製作所の主力製品である「移植ごて スコップ」を環境というテーマで広げようと考えたときに林業の人達とコラボレーションできないかと考えて商品化しました。 今回はワークショップで実際に販売して見ました。反応は上々で特に若い女性が興味を持ってくれました。スコップもインテリアとして飾って置きたいという人もいました。また、林業関係の方から一緒にやりたいとかワークショップで使いたいという具体的な話も複数ありました。 今回は永塚製作所と共同出展という形で出展です。エコプロダクツ展は展示会には珍しく販売が許されています。私達が展示会に出る目的は実際に製品を並べて多くの人に見てもらい、直接色々な話を聞くことにあります。販売できるかどうかは、訪れてくれた人が買う気を多少もって話を聞いてくれるかどうかのリアル感が違います。今回は花ばさみのスマートシザーを実際に使ってもらったり、キッチンツールやフライパンを並べて販売しました。 話を聞くという目的とは別に製品について伝える事も...

FD STYLE 鉄フライパンのOXYNIT加工が特許!唯一無二のフライパンです。

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FD STYLE 鉄フライパンのOXYNIT加工は鉄を錆びにくくするために、表面を本窒化し固くしたうえに酸化被膜により保護した加工です。 酸化被膜自体は鉄のフライパンによくある加工方法ですが、鉄自体はそれほど固くない金属なので薄い酸化被膜層はすぐに減ってしまいます。減ってしまえば鉄の地が露出するので手入れをしないと錆びてしまいます。その上材料の鉄板の状態で加工されているので平面は酸化被膜で保護されていますがブランク(プレスで型抜き)した小口(切断面)は鉄の地がむき出しです。 FD STYLE 鉄フライパンのOXYNIT加工はフライパンの形に成形してから加工するのでお皿の部分はすべてOXYNIT加工で保護されます。酸化被膜とはある種の錆び(酸化)を発生させている状態です。ステンレスと比較すれば錆に強いとは言えません。しかし、多少錆びにくいのは間違いありません。通常の鉄製品のように使っていただければ錆びる事は無いでしょう。 それよりも、鉄の熱ムラの少ない熱伝導の良さは食材を美味しく調理する為には大切です。ステンレスやアルミにフッ素加工したフライパンと鉄のフライパンでは調理された食材の美味しさが違います。折角調理するなら少しでも美味しい方が良いのは当然です。 良いと思われている商品が知財保護されている商品であるかどうか、確認する事をお勧めします。本物であるかどうかと同じような意味を持つと、私は思います。 特許が認められるということは、同じ製造方法の商品は日本では販売が認められません。 私の知る限りガス軟窒化した商品が同様に特許登録されています。ガス軟窒化は連続炉で加工できるので安価な加工方法です。説明するまでもなく本窒化よりも硬度の点で劣ります。特許を持つメーカーの商品として市場で見かけていません。 FD STYLE 鉄フライパンはそれ以外にもハンドル部分にはステンレススチールを用いています。鉄の本体に合わせてあえてブラスト加工により鉄っぽい表現をしていますが、ステンレス特有の熱伝導の悪さがハンドルの木部分を保護します。もちろん、ハンドル部分は錆に強い。 少しステンレス部分を長く設計し、木部にダメージが少なくなるように設計しました。もちろん交換可能なので永く使っていただけます。 FD STYLE 鉄フライパンはお...

金属も色々あって食品に触れる時、どの様に考えるかという事。

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最近すっかりコーヒー通だ。 私の場合、何でどうやって作られてるか自分なりに納得する事が大切だと考えている。 まずは金属について、食品衛生法によって使用が認められるどうか。 例えば銅という金属。 食品衛生法は食品に触れる部分には全面スズメッキまたは銀メッキをしなければならないと定められています。これは、緑青と呼ばれる錆が有害という認識に起因したものです。現在は緑青については有害でないとされ、それを受け銅が安全のように思われている方も多いようですが、食品衛生法上は食品に触れる部分に銅の使用は認められていません。 銅は酸に溶けやすく、過剰に摂取すると、吐き気や下痢などの中毒症状を起こすことがあるそうです。実際に東京都が注意を呼び掛けています。 東京都の食品安全情報サイト もちろんお湯を沸かすくらいなら問題ないでしょうが、スポーツ飲料を絶対に入れないものに使用するべきですね。酸を含む食品を盛り付ける可能性が有るものにも使用は避けましょう。 それを生業としている業界団体は納得できないのでしょうが、自分の身近で同様の症状が出てそれでもその金属で無ければならないと思うのでしょうか。 アルミにもいえる事だけれども、プロなら一般の方が多少の間違った使い方をしても「安全」なものを提供するべきだと考えます。 上記の東京都の例で最も気になったのは、ステンレス製の魔法瓶にスポーツドリンクを入れていたと思われる点です。何故ステンレス製の容器から銅が溶け出すのでしょう? 「スポーツ飲料を飲んで6名が苦味を感じ、頭痛、めまい、吐き気などの症状を呈したとの連絡が保健所に入りました。 実際に患者が飲んだスポーツ飲料は、通常は乳白色のところ、青緑色に変化しており、水筒の内部には小さな褐色の物質がたくさん付着していました。 検査の結果、残っていたスポーツ飲料から高濃度の銅(880μg/g(ppm))が検出され、水筒の内部に付着していた褐色物質の主成分も銅でした。 スポーツ飲料は、当日朝7時半ごろに粉末を水に溶かして水筒に詰めたもので、実際に飲んだその日の午後2時ごろまでそのまま保管されていました。水筒の内部は、一見して破損している様子はありませんでしたが、再現試験をしたところ、内部に青緑色の液体が溜まりました。水筒の製...

コーヒーメーカー

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うちの事務所では少し前からネスカフェバリスタを使っています。 最初は便利なので良かったのですが、慣れてくるとやはりインスタント。 休んでいたコーヒーメーカーを併用するようになりました。 事務所のコーヒーメーカーはデザイン重視のブラウンのモノから、機能性を求めサーモスのモノへと変遷してきました。デロンギのコーヒーマシンにしたいなぁとか考えていましたが、知り合いのところにあるデロンギのコーヒーマシンが故障がちなのでやはり保温出来るコーヒーメーカーに落ち着いていました。ブラウンのコーヒーメーカーは自宅で使っていますがやはりデザインの良い家電は永く使えます。 現在のうちの事務所の使用状況ではコーヒーメーカーが良いし、煮詰まるのが嫌なので真空構造の保温ポットのサーモスのが一番良いと考えています。 味や時間にこだわるならドリップした方が良いと思うが、事務所ではコーヒーメーカーだ。シンプルなスタイリングとステンレスの素材感が良いと思う。特に保温する際にヒーターを使うモノに比べて真空ポットを使うタイプのものが良い。煮詰まらないので時間が経っても味の劣化が少ない。 保温・保冷能力に限れば真空度合による。真空かどうかを判断する事は簡単では無い。真空と一口で言ってもJISの定義でも低真空・中真空・高真空・超高真空と別れている。真空= 物質・圧力が0(絶対真空)では無いわけだから性能差が有る。この点でサーモスは信頼がおける。 壊れてもいないのですが、ひょんなことから新しいサーモスのコーヒーメーカーを入手しました。 比較してみて全体のスタイリングは良くなっています。古い方は外装のステンレスがフィライト系ステンレスらしく「もらい錆び」が見られる。触った感じクリア塗装されていそうなのだが何故だろう。 新しい方の本体もフィライト系だと思う。磁石がくっつくから。でも確実に塗装されているので錆びないはず、指紋も目立たない。 新しい方はポットもクリア塗装されている。サーモスの製品はよく塗装されているが個人的にはオースティナイト系のステンレスには塗装無の方が良いが本体と合わせたのだろうか。 燕三条のステンレス製品で塗装されているのは殆んど無い。塗装してあるメリットは指紋が目立ちにくい事などが有ると思うが、それならステンレスである必要がないと考える。比較的家電...