燕市産業資料館へ行ってきました。

燕市産業資料館へ行ってきました。来週末に私も所属するJIDAの理事長ら10名程が来られるのでその下見です。
ローカルでは有名な学芸員の斉藤さんに会っておきたい、というのがありました。受付で名刺交換をし、17日に見学したいとお願いしました。スケジュールではお休みだそうでしたが、何とか調整していただけるとの事。感謝。
今回JIDAメンバーが新潟に来られるに当たっては、色々面倒な調整があり随分と凹んだ。友人や取引先にも少々迷惑をかけてしまった。新潟でデザインにもっと目が向くような仕掛けを行政主導で無く形にしたいというのが純粋に私の願いなのだが、中々理解してもらうのは難しい。
燕三条エリアには相当数の東京のデザイナーが来られている。が、その成果は見えにくい。新潟をクリエータの集う情報発信の地にしたい。事実現状はその通りなのだが、外から見る以上に地元の人間はそのような実感を持つ人が少ない。デザイナーやクリエーター自身が自ら情報発信していない。
 
新潟には私のように工業デザインで独立した会社は少ない。新潟だけでなく地方はどこも同じかも知れない。新潟にはデザインの単科大学もあり専門学校もある。学生や卒業生は何をしているのだろうといつも考える。企業の中にはそれ相当のデザイナーがいる。新潟の県民性で自らそれをアピールする人は少ない。JIDAの人には悪いが、新潟には相当に実力のあるデザイナー(自分はそう思っていないようだが)大勢いる。交流を持てばきっと自信に繋がると感じている。燕三条のような地場産業があり、隣接して政令指定都市があり少なくとも工業デザインをアピールする機会がもっとあっても良いはずだと思う。名古屋なんかはデザインを街づくりに生かしているけど新潟でも出来うると考える。JIDPOやJIDA等もっと積極的に活用できると思うのだけれども難しい。

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