日産リーフ!電気自動車に初めて触る。
うちの事務所は新潟県工業技術総合研究所(以下工技総研)というマジンガーZでも出てきそうな県の施設の敷地内にある。ここはとても環境が良い。新潟駅に近く駐車場も広い、意匠登録や商標登録の相談のできる発明協会へも歩いて行ける。そういう事で事務所を出て発明協会へ。とそこへ無音で動く自動車が。おぉこれは日産リーフ。初めて実写を見た。早速よく見せてもらうことに。 スタイリング好きではないけど、新しい道具に触れるのは正直ワクワクする。 室内はこんな感じ、エンジン車と大きく変わったところが無いのは、仕方がないのだろうか。それにしても色や質感に新しささが感じられない。質感にはお金が掛る。最近の国産車は輸入車と価格差が少なくなってきているように思うが、この辺の差は大きい。 最近の車の特徴でもある「目」ヘッドライト周りの造形は手が込んでいる。しかし、全体のスタイリングが特徴ないので弱い。アウディあたりのライト周りの処理の方がはるかに個性的で上手だ。 新型になったルノーメガーヌのような思い切った造形が無いと訴求力が弱い。日産車だけでなく国産車全体に言えるが最近の造形はダイナミックでは無い。どこか日本経済のように自身が無さそうだ。 試しに充電してもらう。ここに専用のアダプターを差し込む。あまりに普通すぎて面白み無し。でもこの辺はユーザー配慮してなのだろう。でも、せっかく初めての電気自動車を手にする人にもっと優越感を与える演出があっても良いだろうに。 充電が開始されるとダッシュボード上のLED(かな?)が点滅。3個有るようだが何故か2個が交互に点滅するようだ。工技総研の人によれば、160km走れるそうだが、長岡往復する勇気は無い(推定120km)そうだ。つまり近所にしか行かれない。 でも、こういった車を買って県庁に置いて宣伝用に知事が乗るのではなく、このような施設で実用度を計ったり県内技術者の人が触れたり、将来新潟県の技術が電気自動車に生かされるように工技総研に配車する新潟県はさすがだ。モノづくりの県だけの事はある。 こんどはモーター周りを見せてもらいたい。 批判めいた事も書いたが、世界に先駆けこのような車を日本が発売している事は素晴らしい。とてもワクワクした。自転車よりも静かかも。日本のモノづくりはもっと自信を持って良い。 日産リーフ http