投稿

8月, 2010の投稿を表示しています

東京出張でした。

イメージ
  原則的に東京へはあまり行かない。行ってしまえばどうってことないけど、行く前は憂鬱。 今回は東京国際包装展の出展打合せがあり、それに合わせてショップへ営業に行ったり、デザインの営業へ行ったりしました。   最初にスパイラルマーケットへ、ここはうちの商品にピッタリで是非扱って欲しいショップ。もちろん飛び込み。   店員のお姉さんが慣れた受け答えで取りあえず資料を受け取ってくれた。   デザイナーが新潟からワザワザ飛び込みでご苦労様、見たいな反応でないと中々置かせてもらえない。後日連絡があるのだろうか?きっと資料を輸送したのと同じ程度の効果だ。   意気消沈。   その後予定の2件を同様に回り、バルスへ。バルスはアポありで商品も取り扱ってもらっているので挨拶を兼ね商談。その後、六本木ヒルズのバルス東京の店舗を視察。   六本木ヒルズ自体初めて行きました。次の商談があってバルス東京以外の店はまったく見られなかった。だけど、FD-STYLEが展示されてるので、やっぱりお店で自分の商品を目にするのは嬉しい。昔は自分の商品を見るのが苦痛だたときもある。今はただ嬉しい。   その後、デザイン事務所としての商談へ。途中で東京スカイツリーを目撃。       おお、スカイツリー商談が上手くいって完成に向かう姿を逐一みられると良いなぁ。  

新潟のデザイナー

尊敬するデザイナーの一人に、荒沢 紀一氏がいる。   世界に誇れる新潟のデザイナーだと思っている。   特に「クックマスター」や「ポポット」は素晴らしいデザインだ。   いつかお会いする機会があるはずと思っているが、中々その機会に恵まれない。  

自転車購入

イメージ
学生の頃、自転車部でトラック競技をしていた。ピストと呼ばれる競技用の自転車で競輪場のバンクで走っていた事もあり今でも自転車が好きだ。実は2年前に自宅の前から盗難にあって以来自転車を持っていない。正確にはBSのモールトンを買うべくお金を貯めたいと思っていた、が実際に中々たまらない。そんな時に見つけたのがこれ「キャノンデール フーリガン8」。もともと小軽車と呼ばれるタイヤが小さくて速い自転車が好きです。      前後のディスクブレーキとキャノンディール独特のフレーム形状が魅力でした。小軽車の魅力は前輪を外せばほとんどの車に積み込める。私は良く車に積むのです。     キャノンディールは片持ちのホイールが得意だそうで、フーリガン9は片持ちなのですがこれだと前輪の取り外しが厄介なのです。少ししか乗っていませんが、リアの8段変速のギア比は少し物足りない。前のギヤ枚数を増やす事が出来ればもっと良くなるのだが。 幸いなことに事務所の近所にキャノンデールを扱う自転車屋さんがあり、そこで買えた事も良かった。盗難にだけは気をつけたい。

今日まで夏休み

イメージ
私の住む新潟市は日本海に面した海の街だ。近くのとても素敵な海水浴にあった看板がこれ、昭和40年生まれの私は心踊るコピーだが、最近の若者にはどうだろうか? 新潟は海も川もあって自然に恵まれた素晴らしい環境であり、隣接する燕三条エリアは日本有数のモノづくりの街だ。プロダクトデザイナーにはもってこいの環境だ。   先日の成型部品のトライの文面のゲート等の記載でfacebookで友人に用語の説明を求められました。   成型品をつくるには金型が必要。金型は成型機に取り付けられ成型開始。金型は大きく2部品で構成されていて、キャビ側とコア側に分かれます。閉じた状態でキャビ側からとけた材料が入り、冷却され固まります。成型品は必ずコア側にくっついた状態で取出るように設計されます。その状態で金型が開き、コア側から突きだしピンと呼ばれる円柱状のピンで離型します。おおざっぱにいえば上記が成型工程です。 その時に成型品に材料が流れ込む入口をゲートと呼び様々な形状がある。形状により成型形状に影響があったり、後工程や、製品外観に影響があります。    先日の文章でゲートのみを取り上げましたが、ゲートの種類だけでもいくつもあってそれを変え、成型条件(射出圧や成型時間)図面通りに近づける作業をイメージできるスキルも私のデザイン力になっている。   もちろん、金型の専門家では無いですが、何をどうしたらどの様なコスト等がかかるのかイメージできなくて、スタイリングを追及するだけでは仕事になりません。そういった意味ではバランスのとれたデザイナーを志すなら新潟は良い場所です。   有限会社 エフディー http://www.fdn.co.jp/aboutus/recruit.html  

成型部品のトライ

イメージ
  プロダクトデザイナーの大切な仕事にトライの立会がある。プラスチック部品の金型が出来たときに試し打ちを行う、これがトライである。T1とかT2とか言う事が多い。トライの1回目、2回目という意味。 今回のT1はあまり上手くいきませんでした。反りが大きく条件だしで解消できません。全体は写せませんので一部の写真を載せます。ガスが逃げずに高熱になって焦げています。それにより条件出しがより難しくなっています。一般論として、引けや収縮による変形(反り等)は成型圧力を高くしたり、成型サイクルを長く取る事で調整します。ガスが逃げないと射出圧を高くする事ができません。 そうなると、ゲート位置の変更によってガスだ逃げやすくするのが一般的です。 今回のゲート部分です。タブゲートというゲート形状です。ホットニッパーで綺麗に処理しますと成型屋が言うのでこの形状にしました。個人的にはサブマリンゲートが好きです。 位置を移動して標準ゲートに変更する予定です。ゲート跡としては、サイドゲートもタブゲートも同じようなものです。 材料がショートしてないか、ウエルドは許容か、デザイナーが確認し金型屋と成型屋に指示しなくてはなりません。以前は皆自分より年上の人が多く、ビビってましたが最近はそうでもなくなってきて遠慮なく指示できます。クライアントの代わりにコストを意識しながら少しでも良い仕上がりになるようにプロダクトデザイナーの大切な仕事と思っています。   明日から事務所はつかの間の夏休みです。  

プロダクトデザイナーの道具

イメージ
お気づきの方もいらっしゃるだろう、工業デザイナーブログなのに先日からプロダクトデザイナーと無理に書いている事に。スタッフのIさんに「プロダクトデザイナーの方が一般的じゃないですか」と指摘されたからである。私達の業界ではID(インダストリアルデザイン)という呼び方もありプロダクトデザインが一般的という認識を私は持っていない。より広い意味で工業デザイナーとしているのだが、確かにプロダクトデザイナーの方が一般的かもしれない、と思ったのでプロダクトデザイナーとしておきます。   さて、私が最も長い時間手にしているのは間違いなくマウスです。実はPCはMacBook Proを使ってwindows XPをブートして作業しており、Mac OSからwindowsに移った時点でアップルのマウスの動きに我慢できず、スタッフT君お勧めのロジクールにしています。基本的にシンメトリー形状が好きなのでnanoというAppleぽい名前のこれにしています。   windows XPでブートしている限りポインタの動きは正確で使いやすい、ゴム塗装の部分が剥がれてくるのでシボ加工で良いと思う。でも、概ね満足している。レシーバーが小さいのが良い。mac osでブートしている時は動きが良くない。でも、プロダクトデザイナーにとっては使い慣れたマウスは重要で中でも私の場合ポインタの動きの正確さを重視している。その点でロジクール(他のも使っているが)はおすすめ出来る。  

日本海夕日コンサート

イメージ
twitterではつぶやいておりましたが、今年も日本海夕日コンサートが開催され、ボランティアとして参加してきました。プロダクトデザイナーである私が心がけている事の一つが社会適応能力を持つという事。20代の後半からJCなる組織に参加していました。その、流れで毎年のようにお手伝いしています。楽しみにしている事の一つが大学生らによるアート作品、今年はこれでした。 数年前の浜辺に風車を並べた風景がとてもよかった。一枚一枚の布が手染めされていて凝っているのだが、離れて見たときの印象や砂浜という広大なエリアを生かしくれていないように感じた。 まぁ感じ方は人それぞれ、制作された学生にはご苦労様と言いたい。   夕日コンサートとはボランティア組織によって運営される屋外コンサート。新潟の良さを感じつつ音楽を楽しんでもらおうといった趣旨のイベントです。毎年6万人ほどの人が参加してくれる夏恒例のコンサートで25回目を迎えました。実行委員会の方には本当にご苦労様と言いたい。   このコンサートの素晴らしいところは、若者が大騒ぎするようなイベントではなくお年寄りから子供まで、ゆったりとした時間の流れを楽しむような雰囲気がある事。出演アーティストが誰だとかはそれほど問題ではないし、運営も素人のボランティアによるもの。それでも25年にわたって毎年6万人(まぁ正確ではないでしょうが)もの人が参加してくれているところ。   コンサート終了後には花火も上がります。 参加協力金として一人当たり500円の寄付をお願いしていますが、今年はFROME CRESCENT・山本潤子・KAN・STREDUST REVUEの曲を聴きながら日本海に沈む夕日を楽しむ良いイベントだと思います。   日本海夕日コンサート http://www.yuuhi.net/concert/

iPhone4用フェースプレート応募ありがとうございました。

イメージ
  大勢の方にご応募いただきありがとうございます。   twitter効果でしょうか?ほぼ1日で予定数に達しました。   若干数に余裕がありますので、可能な限り送らせていただきます。       モニターの方のご意見を取り入れ改良したもので発売したいと考えています。   白以外のカラーもつくりたい。appleのこの写真に違和感を感じて制作しました。     販社の方も募集しています。   モニター募集のこちらからどうぞ。 http://www.fdn.co.jp/news/monitor_iphone.html  

仮面ライダー

イメージ
息子が小さいころ、仮面ライダーシリーズを一緒にテレビで見ていた。   未だに私だけ見ている。今は「仮面ライダーダブル」というストーリーで良くできていている。   主人公は探偵で事件が解決すると記録としてタイプライターを打っている。「なに?ローマ字でうってるの?英訳して記録?」と突っ込みたいところだが確かにタイプライターの方が雰囲気が良い。 タイプライターはストロークが長くて、打つのにエネルギーが必要。   音も良いよね。   タイプライターは凄く金型にお金が掛っている。 そういった製品はデザインも凝っている事が多い。   ずーっと探していてたまたま見つけた。SilverReed750というシルバー精工製。この会社は今も柏崎に工場があってconofというブランドでデザインの良い製品をつくっている。 本当は東和レジスターのジウジアーロがデザインしたやつが欲しい。真っ赤な奴。東和も安田に工場があった。(地名はすべて新潟県内)   写真はハードオフで500円で買った実動品。奥さんに嫌な顔された。確かに使わないだろうと簡単に想像がつく。でも、この形や音は何とも言えないし、PCが普及すればするほど魅力的に見える。   この仮面ライダーダブルの中で刑事がいつも持っているマッサージアイテムが、うちのクライアントの製品で(タバタのショルバー)親近感を感じている。