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7月, 2010の投稿を表示しています

レゴの教室発見!

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今日は飲み会があり遅刻しないように早めに会場へ、時間を間違って30分以上早く着いてしまった。ブラブラしているとレゴが飾ってあるこんなお店発見! レゴといえば、息子が小さいころ良く遊んだなぁ。売ってるのかな?と思って看板を見ると何やら教えているようだ。レゴ習うのか!ちょっと驚き。   遊びは自由な方が良いなぁ   間違っても、上手にできなくても、やり直せるし粘土と違って手も汚れない。   でも、ちょっとのぞいた部屋の中は楽しそうだ。  

白いiPhone

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アップルからなかなか発売されないので、自分でつくってみました。近々会社のHPの方でモニターを募集します。iPhone 4持っている方は応募してください。 FD.Ink(モニター募集) http://www.fdn.co.jp/news/monitor_iphone.html  

近未来のデザイナー来社

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私の会社のHPから来られた人はわかると思いますが、スタッフの求人をしています。先日のJIDAの集まりの際に三条テクノスルールで工業デザインを教えている大縄さんから一度お邪魔したいと頼まれ、断る理由もないので来ていただいた。デザイナーになりたいという若者が多ければ多いほどデザイン産業の未来は明るいと思う。 少々残念に思う事は若者たちは地元の燕三条地区の産業についてほとんど知識が無かった事だ。地元に就職したいと思うのに何をつくっているかに関心が無いとはどういうことだろう。モノづくりを志すなら「こんなモノが創りたい」というイメージがあっても良いと思うのだけれど。 今年は長岡造形大学の学生からも訪問を受けた。やる気のある人を採用したい。  

けっこう売れてるらしい

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私の心配をよそにけっこう売れているようだ。リュウド自体はBluetooth キーボードの方が大変な人気でホリエモンのブログにも取り上げられた。クライアントが元気なのはとても良い事だ。リュウドとの付き合いもおよそ20周年。益々頑張ってほしい。   リュウド株式会社 Bubble Wrapper http://www.reudo.co.jp/bubble_wrapper/index.html

JIDA のメンバーが新潟へ

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私も所属するJIDAの浅香理事長をはじめ12名のメンバーで燕三条地区の工場見学会があり参加してまいりました。当日は燕三条駅に集合し、ちょうどお昼の時間だったので燕ラーメン「龍華亭」へそこから成型メーカーの共和成型株式会社様へ行きました。共和成型は、以前は共和工業という三条の金型メーカーの成型部門だったのですが、数年前に資本関係が無くなりました。大型の成型機を所有し、高度な成型技術を有するメーカーです。 写真は大型の液晶テレビのバックパネル。普段見る事のない裏面ですが、樹脂の流れをコントロールするための様々な工夫が見られます。平均肉厚は2mm程度で非常に軽い。表面は鏡面ですが引けはほとんど見られません。2200tの成型機でしたが油圧機でした。 旅客機の便器。中々じっくり見る事の成型品。良くできている。 共和成型では普段中々見る事のない珍しい成型品を見せていただく事が出来た。20年くらい前に事務所をはじめたばかりの事、あるクライアントの製品で共和工業・共和成型とはお付き合いがあった。その頃の製品が展示室に飾られていて懐かしく思った。 続いて、同じ燕市だが金属加工の武田金型様を見学した。こちらは今日マグネシウムの加工を手がけている数少ないメーカー。 これや こんなの なんだかわかりますか?リンゴマークの製品を使っている人はわかるよね。私も両方とも所有しています。金型屋さんなのでそのものを生産しているわけではありません。 最近はもはや中国で製造されていますよね。 ワイヤーカット。写真中央に写っている髪の毛ほどのワイヤーに電気を流して放電切削する機会です。液体の中で加工されているので見ることはできません。プレスの仕事は多いのでワイヤーカットは良く耳にしますが実機を見たのは初めてでした。 順送型が中心だとのことでプレスの試作機。送り装置が無いので一コマづつて送りしていました。 この日の見学はここまで。この後懇親会を開催し色々貴重な話をメンバーから聞く事が出来ました。地方で活動していると、困る事の一つに同じデザイナー同士で情報交換する機会が無い事。それによって不安になったり、遅れたり、進みすぎたりもする。今回の見学会はとてみ貴重な経験になった。 新潟にはデザイン系の大学や専門学校等あるのだが、これらの学生は何をやっているのか見かける事がない。東京に就職したら中々見

スマートシザーの製造メーカへ

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昨日、百年物語の懇親会があり三条市内のホテルに宿泊。夕方からミーティングがあり午前中はスマートシザーを製造するメーカーを訪問。 ちょうど、社長が組み立てをしていた。1点1点刃の調整を確認するために薄い葉っぱをカットしながら最終調整をしている。社長と言うよりは職人である。工場は与板(長岡市)になるのだが与板は昨年の大河ドラマ「天地人」の直江謙次の居城があった土地で利器工匠具の製造が盛んな場所であった。今日では職人は殆ど残っていないそうだ。 社長が淡々と作業を進めるところで、色々話を聞く。地場産地で活動するデザイナーの特権だ。 この社長は、のこぎりの製造を10代半ばから続けてきて、職人が減る中、そのノウハウを残すために機械設備を積極的に進めてきた人だ。 例えば、この鋸刃は刃にはあさりを付けていない。あさりとはのこぎりがスムーズに切り進むように鋸刃を開いて刃の厚み以上に幅を持たせる加工であるが、もちろんあさりが無い方が正確に切れる、理屈の上では切れやすはず。でもそれでは木の摩擦抵抗が掛り厚い材料では刃が進まなくなる。この刃はあさりを付けていな分ブレード自体をローラーによって圧延して薄くしている。実際には峰の部分も刃の部分よりも薄い。 この加工ももちろん機械でしているが、発想自体は昔からの職人の知識だそうだ。 日本のモノ作りは奥が深い。   そんな社長が1点毎に丁寧に組み立てたスマートシザー、切れないはずが無い。 是非試してみてください。 スマートシザ/FD store www.fdn.co.jp/store

2010年百年物語

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今年の百年物語は、今までの指名制ではなくエントリー形式になった。 参加するかどうか迷ったけど参加することにした。MOMAのバイヤーからフランクフルトで何か発表しますか?とメールをいただいたので、それなら百年物語がちょうどよいなと思った。 今年は黒川雅之氏がプロデューサーだというのも理由の一つ。地方に居るおかげで、著名なデザイナーとワークする事が機会が意外と多い。特に懇親会は、今何を考えてデザインしているか、自分と何がどのくらい違うのか知る上でも非常にありがたい。今日は三条で懇親会があった。右から2人目が黒川氏である。携帯の写真なので写りは悪い。 色々話を聞く事が出来て良かった。 百年物語/NICO www.nico.or.jp/hyaku/

燕市産業資料館へ行ってきました。

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燕市産業資料館へ行ってきました。来週末に私も所属するJIDAの理事長ら10名程が来られるのでその下見です。 ローカルでは有名な学芸員の斉藤さんに会っておきたい、というのがありました。受付で名刺交換をし、17日に見学したいとお願いしました。スケジュールではお休みだそうでしたが、何とか調整していただけるとの事。感謝。 今回JIDAメンバーが新潟に来られるに当たっては、色々面倒な調整があり随分と凹んだ。友人や取引先にも少々迷惑をかけてしまった。新潟でデザインにもっと目が向くような仕掛けを行政主導で無く形にしたいというのが純粋に私の願いなのだが、中々理解してもらうのは難しい。 燕三条エリアには相当数の東京のデザイナーが来られている。が、その成果は見えにくい。新潟をクリエータの集う情報発信の地にしたい。事実現状はその通りなのだが、外から見る以上に地元の人間はそのような実感を持つ人が少ない。デザイナーやクリエーター自身が自ら情報発信していない。   新潟には私のように工業デザインで独立した会社は少ない。新潟だけでなく地方はどこも同じかも知れない。新潟にはデザインの単科大学もあり専門学校もある。学生や卒業生は何をしているのだろうといつも考える。企業の中にはそれ相当のデザイナーがいる。新潟の県民性で自らそれをアピールする人は少ない。JIDAの人には悪いが、新潟には相当に実力のあるデザイナー(自分はそう思っていないようだが)大勢いる。交流を持てばきっと自信に繋がると感じている。燕三条のような地場産業があり、隣接して政令指定都市があり少なくとも工業デザインをアピールする機会がもっとあっても良いはずだと思う。名古屋なんかはデザインを街づくりに生かしているけど新潟でも出来うると考える。JIDPOやJIDA等もっと積極的に活用できると思うのだけれども難しい。

今日もまた三条へ

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今日もまた三条のメーカーへ行きました。その工場の廃材置き場からもらってきたのがこれ。   なーんだ?   写真はステンレス材をブランク型で抜いた状態。 次の工程で自動でここまでプレスされます。もうわかるよね。 写真は鉄を使った製品。この後の工程で下の写真のようになってメラミン焼き付け塗装が施され製品に。写真の0.8mmの材料でつくられる製品は百斤ショップでも売られます。 これは完成品のステンレス製。はじめのブランクで抜いた写真の完成品がこれ。 チューリップのマークと土に差し込んだときに土の深さが測れるメモリが刻印されています。 一枚目の写真が何故廃材かというとこの部分に少し傷があるからだそうだ。プレスすれば気にならない(使用目的からも問題なさそう)が「中国じゃないから」と笑いながら社長が教えてくれた。 裏にも補強のパーツがある。この工程があるので2枚目の写真の工程までが自動で、ここから人の手が入る。ステンレスの製品でも400円程度じゃないかとの事。中国製の安い製品が入ってくるからとの競争だそうです。私が燕三条が好きなのは、こういったところ。値段ではかなわなくても競争はやめない。このメーカーにも専任の事務職員等はいない。安い製品を作るための工夫は満載。良く安価な製品をやめて付加価値の高い製品にシフトするべきという人もいるが私はそうは思わない。安い製品を作りながら、その設備や仕入れをキープしたまま付加価値の高い製品もつくれば良いだけだ。 2千円しても所有する事の満足感を得られる製品は創れるはず。クラフト的なものでなくプロダクトとしての付加価値の高い製品も同時に(もちろん販路やブランド分けは必須だが)可能だと思う。 何よりも、Made in Japanには決してユーザーを裏切らないという誇りがあるから。産地でデザイン活動をすると日々感じる事のできる話。   永塚製作所 新潟県三条市塚野目6-9-1 025-38-8275 http://www.e-akiba.jp/~eizuka/

テープライター

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Dymoが欲しかったけどレトロなスタイリングのモノが手に入らなそうだったのでPenco購入。もはや、テプラに駆逐され消滅したかと思っていたテープライタ。今やっている仕事の関係者がDymoにこだわりのある方で懐かしさで探していました。ちゃんと?カッターも付いていて(切れにくいけど)関心。モノにシール貼ったりしない方なのできっと使わない。けど欲しかった。 新潟では売ってなさそうだったのでAmazonで購入。

加茂桐たんすへ行って来ました。

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「2010年加茂・桐だんす展」 が加茂市産業センターで開催されていたので行って見ました。 加茂は全国一の桐たんすの生産量を誇るそうです。全国の生産量の7割を占める一大産地であると新聞に載っていました。20年以上前は新潟は大きな家具産地でした。現在は加茂に桐たんすを生産するメーカーが残るのみとなっています。 展示されている製品の多くは伝統的なたんすスタイルのものが多かったのですが、新しいデザインの製品もありました。「エスカルゴ」と名づけられた写真の製品は建築家の川口とし子氏のデザインだそうです。上から見ると大和比(白銀比)の大小4個4角形が角で連結され渦巻き上に折りたたんだように変形するキャビネットです。 茂野タンス店 新潟県南蒲原郡田上町上町原ヶ崎30-1 http://www.komono.com/ 帰り道に桐を乾燥させている工場を通りました。桐は時間をかけて天然乾燥させないと渋が出て来ると聞いた事があります。桐自体はゴマノハグサ科広葉樹で日本国内の北海道南部より南で植栽されています。桐の産地としては会津が有名です。昔は女の子が生まれると桐の木を植え、嫁に行くときにその木でたんすをつくって持たせたといわれています。つまりそれだけ成長が早いのです。材木としては2番目に軽く(一番はバルサ)発火しにくい(火に比較的強い)湿気を通さないという特徴があります。 日本産の桐の他、北米産や中国産の材料が使われています。 新潟でデザイナーとして活動しているので何か創ってみたいと以前から構想しています。それがあったので行って見た加茂・桐たんす展でしたが一番上の写真のように賑わいとしては少し寂しい感じでした。IDT Expo 2010に合わせて製品を創る予定です。

今日は長岡へ

今日は打合せで長岡へ。3Dプリンターで出力したモデルで打合せを行いました。打合せが終わってかえりに40年来の友人と食事。目的の一つはiPhone4の背面のロゴマーク位置の確認。図面データはダウンロードできたのですが、ロゴの位置が記載されていませんでした。よって一足早くiPhone4を入手した友人ので位置合わせ。事前に写真と図面を縮尺を合わせて位置を予想していましたが、見事ピッタリでした。ついでに友人からマルチタスクの操作方法を教えてもらいiOS4の主だった機能を一通り理解できました。ありがとう友よ。

花ハサミは錆びないモノを

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2か月前にサンプルで購入し、試しに1度小枝を切ってみてそのまましまいこんでいた園芸用のハサミを出してみたら、綺麗に枝を切ったところに錆びが発生していました。フッ素してあってもブレード先端は鉄だものしょうがないよね。鉄かステンレスかって注意しないと、普通これは(水が掛るので)ステンレスだろうってところに鉄が使われていたりする。これではすぐに切れなくなってしまう。 スマートシザーはもちろんステンレス製、ステンレスといっても種類があり焼き入れ出来るステンレス420J2といステンレスでもちろん焼き入れされている。使いっぱなしで放置してもご覧の通り。マルテンサイト系ステンレススチールというのがデザイナーとしては正解。全く錆びないかというともらい錆び等錆びなくはないけれども、焼き入れは刃物としては欠かせない。錆びないのはオーステナイト系ステンレスといいます。304とか18-8とか呼ばれます。18-8とはクロームが18%でニッケルが8%で74%は鉄です。つまりステンレス(ステン=錆び、レス=無い)スチール(鉄)というわけです。錆びに強いステンレスは塗装や表面の変質が必要ないので鏡面磨きやスコッチ、ヘアラインといった表面加工で製品化されます。スマートシザーは磨き屋さんが鏡面に磨いています。この方が汚れにも強いというわけです。 本当によく切れます。   FDstore www.fdn.co.jp/store