今日もまた三条へ
今日もまた三条のメーカーへ行きました。その工場の廃材置き場からもらってきたのがこれ。
なーんだ?
写真はステンレス材をブランク型で抜いた状態。
一枚目の写真が何故廃材かというとこの部分に少し傷があるからだそうだ。プレスすれば気にならない(使用目的からも問題なさそう)が「中国じゃないから」と笑いながら社長が教えてくれた。
なーんだ?
写真はステンレス材をブランク型で抜いた状態。
写真は鉄を使った製品。この後の工程で下の写真のようになってメラミン焼き付け塗装が施され製品に。写真の0.8mmの材料でつくられる製品は百斤ショップでも売られます。
チューリップのマークと土に差し込んだときに土の深さが測れるメモリが刻印されています。
一枚目の写真が何故廃材かというとこの部分に少し傷があるからだそうだ。プレスすれば気にならない(使用目的からも問題なさそう)が「中国じゃないから」と笑いながら社長が教えてくれた。
裏にも補強のパーツがある。この工程があるので2枚目の写真の工程までが自動で、ここから人の手が入る。ステンレスの製品でも400円程度じゃないかとの事。中国製の安い製品が入ってくるからとの競争だそうです。私が燕三条が好きなのは、こういったところ。値段ではかなわなくても競争はやめない。このメーカーにも専任の事務職員等はいない。安い製品を作るための工夫は満載。良く安価な製品をやめて付加価値の高い製品にシフトするべきという人もいるが私はそうは思わない。安い製品を作りながら、その設備や仕入れをキープしたまま付加価値の高い製品もつくれば良いだけだ。
2千円しても所有する事の満足感を得られる製品は創れるはず。クラフト的なものでなくプロダクトとしての付加価値の高い製品も同時に(もちろん販路やブランド分けは必須だが)可能だと思う。
何よりも、Made in Japanには決してユーザーを裏切らないという誇りがあるから。産地でデザイン活動をすると日々感じる事のできる話。
永塚製作所
新潟県三条市塚野目6-9-1
新潟県三条市塚野目6-9-1
025-38-8275
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