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ドーナツケースがKKDJとコラボレーション

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新潟にはお店が有りませんが、「クリスピークリームドーナツ」食べた事ありますか?
ドーナツケースがクリスピークリームドーナツ(以下KKD)とのコラボレーション。クリスピークリームドーナツオリジナルモデルが誕生しました。


電子レンジに対応した「ベンチレーションシステム」がKKDのコンセプトとマッチしたようです。たったの8秒ですが温めたのと温めないのとでは大違いです。KKDの店頭でのみの販売、ドーナツのプレゼント券が入っているそうです。残念ですが新潟では買えません。Made in Niigata なのに。

通常バージョンは、BEAMS新潟店で販売中です。これを買ってミスドドーナツを8秒チンしてください。あまり長い時間電子レンジで温めてはいけません。御注意を!

そうそう、このドーナツケースはちょうどいいサイズ。
もうすぐ6歳になる駿からもお墨付きをもらっている。


ほら、とってもかわいい。ドーナツ持ってピクニック行くのにもちょうどいいよ!

クリスピークリームドーナツジャパンのプレスリリース(PDF)

fd store でも通常版は販売中。

モデル造形について

プロダクトデザインの総合webマガジンpdwebにおいてモデル造形の可能性という記事を読みました。(下部にリンクが有ります)
新潟でのモデル制作事情について少し書いてみたいと思います。

 プロダクトデザインにはモデルがつきものです。頭でイメージしたものを具現化し検証する事でデザインはよりレベルの高いものになります。学生の時はウレタンフームを削ってモックアップを作りました。デザイナーになり初め頃は木型屋さんにモデルをお願いしていました。この木型屋さんは、本来は鋳造のマスターモデルを作ったり治具を作る職人です。笑い話ですが、表裏を間違って送ったA3サイズの図面(裏写りがかろうじて読めB4縮小された)から見事に縮小されたモデルを作る技術(数字が読めないけど外形線で何となくカタチが伝わった)をもった正に職人です。催促され作り始めたりするので「図面見れません」とも言えずこのような事が起ります。納期がかなりアバウトですし、新人の不正確な図面からでも本人の意図とは違ったすばらしいカタチにアレンジしてしまたりする時も有ります。
 製図がドラフターからCADへ移り、デザインの環境が変わるうちに木型屋さんではなくモデル屋へと外注先が変わっていきました。モデル屋さんはプラスチック、主にABSやアクリルやPCやPOMをNCで切削したり、エラストマ樹脂やシリコンゴムを注型によりリアルなモデルを正確に作ります。ただし、新潟のモデル屋さんは例えばABSの切削モデルなら削ってカタチにするまでです。以前にゲーム機のコントローラのようなものを作ってもらいました。機能モデル(実物同様に稼働)20セットくらい作ったのですが、塗装は塗装屋さんへ、シルク印刷はシルク屋さんをそれぞれ手配しなくてはなりません。コントローラーのボタンの印刷が中心から若干ずれてしまい、もう少しでやり直し(この場合塗装屋へ戻るかモデル屋へ戻る、費用は?)なるところでした。多分首都圏のモデル屋さんではこのような事はないでしょう。完成までモデル屋さんの仕事だと思います。普段はシルク印刷も難しいのでクロマティックというインレタ(インスタントレタリング)を作ってもらい仕上げていました。(この場合知り合いのグラフィックデザイン事務所へ依頼)おかげで、苦労した分色々な知識が増え勉強になりました。
 時は変わって現在では3dプリンターが急速に普及…

ミュンヘンで取扱い開始。

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3/16日にミュンヘンでオープンした「SHU SHU」。日本人オーナーの鈴木里美さんがセレクションした百年物語の商品が展示されています。FD STYLEやSmart Scissorsと鉄フライパンを扱ってもらっています。


こんな時だからこそ、海外で日本の良い製品が評価されるのは嬉しい。日本人が出来る事は知識と感性でモノを創造する事だと思う。これからも頑張ろうと思う。

同時に、遠く離れたミュンヘンでのショップの成功も応援したいと思います。

NICO 百年物語のブログ
http://www.nico.or.jp/hyaku/memo

今欲しDyson

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自宅でダイソンの掃除機を使っている。事務所で使う為にDyson DC35が欲しい。現在、事務所には2台の掃除機が有る。1台は前の事務所から使っているスティック型の紙フィルターのモノ。もう1台は現在の事務所に移ってから購入したクライアントの製品。


買うのをためらう理由の一つが、同じDS34との価格差にもある。ダイソンの製品はアダプターの種類と本体のカラーリングによるところが大きいと感じている。私が欲しいのは、基本性能。アダプター類はそれほど魅力的には感じていない。
一方でカラーリングには引かれてしまう。例えば同じDS34でもDysonのダイレクトショップ限定カラーの方が魅力的である。単なるカラーというよりパーツの配色である。

ダイソンの製品に対する考え方は共感している。とても細かいごみまで綺麗に分別するサイクロン技術は素晴らしい。見る見るゴミが取れる。掃除が楽しくなる。アダプターに関しては、DS35の広い場所を掃除する為のパーツと細い隙間を掃除するもの、この2つで良い。スタンドと他のアダプターは別売りにして欲しい。カラーリングはサイクロン分離部分はグレーで良いと思う。Dyson社もそのように認識していると思う。

日本のメーカーももっと基本性能にこだわった製品を開発しなくてはと思う。

東北関東大震災発生

東北関東大震災(メディアによって名称違う)発生しました。
ようやく、一週間がたち被害の状況と対策の準備が進んできました。被害にあわれた皆様には心からお見舞い申し上げます。

今日、参加した卒業式で来賓の方の祝いの言葉で、卒業生で医師となり今はアフリカのケニアで幼稚園を運営している人の奥様(ケニア人)からのメールで、

「神様は、周りを海に囲まれた狭い国土、切り立った山、深い谷、険しい海岸線に狭い平野。夏は蒸し暑く冬はこご利用に狭い。このような土地に日本人を住まわせた。日本人は優れた知識と感性を駆使してハイテクを駆使し国を繁栄させた。ケニア人なら滅びた事でしょう。」

との言葉をいただいたと話されました。(メモ取っていないので正確では無いです)

神戸の震災と違い、東北地方の方は被災地を離れ生活するのが現実的といったような記事を目にします。外国人がこぞって日本を離れているというような記事も目にします。この数日直接被害の少なかった新潟で色々考えて(もちろん仕事もしています)いました。

でも、この話で気付く事が出来ました。

日本人なのだから、知識と感性で困難を克服しなくてはならない。放射能の事も知識と感性で克服してこの地に再び繁栄した国を作ればいいのだと。
デザイナーは正に「知識と感性」の仕事。想定外の自体が起ったなら新たな想定基準のもと、二度と同じ事が起こらないように、モノづくりを行うのが世界の中で日本人の使命だと思うようにします。

地震発生しました。

東北地方の太平洋側を中心にとても大きな地震が発生しました。日本海側の新潟県でもかなりの揺れが有りました。被災された方の多くが、とても不安な事でしょう。

幸い新潟県は大した被害は無いようです。しかし、数年前2度の地震を体験したときの不安な気持ちを忘れる事はありません。

私達に出来る事が無いか考えFD Storeでの売上の10%を被災地へ送ります。また、私達から納入させていただいているショップでの購入に対しても同様に対応します。FD Store の表示が間に合いませんが本日分から対応します。

FD Store
www.fdn.co.jp/store

お取り扱いショップ
http://www.fdn.co.jp/shopinfo/index.html

「燕三条」の工場へ行きました。

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「工場へ行きました」とタイトルに書きましたが、私のクライアントの多くは工場なので特別な事ではありません。まぁデザイン業務中に、たまには写真撮らせてもらおうという事です。今年の百年物語でフライパンを発表していますがその製造工場での写真です。製造の様子を撮らせてくださいとお願いしたら快く撮らせてくれました。

スピニング加工は陶器のロクロに似ていると思います。丸く切った鉄板を押し付け高速回転、伸ばしながら形にしていきます。 写真中央に見えるヘラのようなものに押し付けるように鉄板を伸ばしていく感じです。上下の写真と比べると分かりやすいでしょう。 写真は26センチの深型「イタメ鍋」の本体。型になるまで約20秒程度でしょうか?機械に挟まれた底になる部分は材料の鉄板の厚さが有りますが、のばされた部分は少し薄くなります。鍋で考えると熱の伝わる部分が最も厚さが有り、外周の部分が少し薄くなります。フライパンで考えると理にかなった加工方法だと思います。
「一個一個手作りしています」とうたったフライパンもあります。製品として見た時にどうだろう?と考えます。デザイナーという立場で考えると製品一個一個が違うというのはクラフトではあっても、プロダクトとはいえません。安定して量産できる加工法を選択するのも、またその加工方法を理解した上で造形するのがプロダクトデザイナーだと思います。

毎日使うものだからこそ、安定した製品を良い製品を使い手に届けたいと思っています。機械を使っているからといって一人の職人が一個一個丁寧に機械にセットアップし、操作し目で出来上がりを確認する工程は手作りとうたっている製品と変わりません。手にするのがハンマーなのか、プレス機なのかスピニング加工機なのかは「手段」であって、良い製品を一人の職人が責任を持って作っているのかが「目的」であると考えています。 燕三条エリアでは同様の工場は沢山ありました。最近では確実に少なくなってきています。製品の良さを伝える事はメーカーだけでなく、私達「産地で活動するデザイナー」の役割でもあると考えます。 こうやって出来たのが「百年物語フライパン」
http://www.nico.or.jp/hyaku/years_theme/2011_goodtime/kitchen-tools-for-men_001

プロダクトデザイナーの道具(2)

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プロダクトデザイナーの道具の紹介ですが昨年マウスを紹介してからずいぶん時間が経ちました。今回の「道具」はCADです。マウスとセットで使いますね。

プロダクトデザインは、考えを形にして伝える技術が必要です。私が学生の頃はマーカーやパステル時にはガッシュを使いレンダリングを書いていました。当時、先生からはレンダリングは図面と同じで、決められた方法で書けば誰にでも同じく描けるといわれ練習しましたが、決して同じくは描けない。それどころか図面ですら上手には描けない。線一本一本のタッチが美しい図面を構成するのですが、線のタッチに気を使い文字をテンプレートで書こうとも上手な図面が書けないコンプレックスを感じていました。おかげで、早くからコンピュータを使うことになった。当然Machintoshです。
 当時WindowsのCADは多くが黒い画面に白い線で描くのが普通でした。Macでは画面が黒というアプリケーションをまず見た事がありません。Mac版Ashlar VellumをBootCampでXPが動くまで使ってきました。今はAshlar Vellumから派生したDraftBoard UnlimitedとAshlar-Vellum Graphiteを使っています。
DraftBord
 最終的にRhainocerosでモデリングしますが、下書はGraphiteを使っています。3Dに起こす前に2Dで寸法を抑える必要があります。DraftBoardの方が良いけれどGraphiteはキーが必要ないので邪魔じゃないしMacBook Pro+XPの機動力が生かせるから。ただ、第三者にDXF等でデータを渡すにはDraftBoardが必要だったりします。確認用にAutoCadも併用しています。Vellumシリーズは20年近く使っていますが、基本的に進歩がありません。現在MacOSでもWindowsでも使えるようにGraphite&DraftBoardを使っていますが、OSが許せば古いAshlar-Vellumの方が良いです。でも、前向きに考えればDraftBoardしか現在では選択できませんし、それが最良と考えます。
Graphite 
 もちろんRhainoだけでもモデリング出来ますが、サイズの検討をする上でも2d CADは便利だし、図面も必要になるので使用を勧めます。Rhainoは2次元の図面が弱すぎで…