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7月, 2011の投稿を表示しています

試作の現場

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iPad用のペンをデザインしている。今日はその試作が出来上がる予定で燕の工場へ。ステンレスから既に削り出されたペンの軸をパーツごとに磨きを変えて表情を変える作業に立ち会い。     こんな感じ。燕では見慣れた風景。それぞれ荒さの違うバフで磨き艶を出したり、荒らしたりする。この辺がステンレスの良いところでもあり、逆にそのくらいの違いしか出せないという限界でもある。陽極酸化で色が付けられないわけでないが現実的では無い。メッキも塗装ももちろん可能だが、ステンレスらしさは出ない。「磨きで表情を与える」事が最もステンレスの魅力だと思う。   後日、このペンはお蔵入りとなる。ずっしりとしたその重量感が「重い」と否定され材質が変更される事に。3本作った試作品の1本は手元にある。それなりに魅力的なんだけど。  

モバイルルーター買いました。

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iPad 2入手してからどうしてもモバイルルーターが欲しくて、ついに入手しました。 発売されたばかりのsftbank 007zです。     偶然ですが、iPad 2とカラーもピッタリ! 肝心の速度の方もなかなかです。   上りもこんなものだろう。本体の価格分割も含めて3880円は、dokomoのテザリング料金から見ればとても安い。iPad 2の活用範囲が広がった。MacBookでも使えるしね。エリアで問題が無ければiPhoneいらないかもね。  

木工所を見学

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鍋の木製ハンドルの加工で、木工所を紹介してもらい見学させてもらった。 燕三条の工具や鍋のハンドルの場合、私のイメージでは木柄と言うだけでコストを抑えたり生産ロットが少ない時に選択されるあまり良いイメージは持っていませんでした。 ところが、見学に行った工場は違いました。まず、工場内が綺麗である。新しいという意味ではありません。すべての工場に言える事ですが、整然とした工場は良い製品が作れる可能性が高いと思います。正にこの工場がそうでした。加工機にそれぞれ工夫が加えられています。私の好きな工場は、加工機自体を自社で開発しているところです。そういう工場の社長は顔が違う。工場の内部は撮影しませんが、外は断って撮らせてもらいました。      工場の外には材料となる木材が天然乾燥されています。見ると、ウォールナット、オーク、チェリー、ミズキ、桂等高級木材が並んでいます。聞けば、このサイズの材料は丸太から主要な材を取出した後のいわゆる端材で、ほとんど価格に差が無いとの事でした。高級材とはいえこのような目的で使わなければ、パルプ用のチップ化廃棄するしかない材料だとのこと。今までそんな事を知らずに製品をデザインした来た事を恥ずかしく思いました。同時に気軽に工場の中を見せてもらえ、話を聞くことのできる環境で良かったと感じました。久々に良い刺激を受けました。  

新潟市内に整備された自転車レーン。

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FBやtwitter等沢山あってすっかり更新間隔が開いてしまった。会社の決算も有ったのも大きい。 最近、回りの影響で自転車に乗っている。 新潟市内は川が多いので川の両岸に遊歩道と自転車の走る道が用意されている。一般の道にも最近自転車用の青いレーンが増えてきた。   こんな感じ。     政令指定都市になって以降、新交通といった交通インフラの整備が話題になるのですが、私は学生を含めて自転車での移動が安全に出来るように「自転車で移動しやすい街」なんてコンセプトが時代に合っていると思っています。現状の自転車レーンは、少し走ると車道に押されて無くなってしまいます。河川敷沿いの道もそうなのですが、途切れてしまっては意味が有りません。 もっと走りやすくなると良いな。アムステルダム等のヨーロッパや北欧の街のようになれば良いのに。