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4月, 2012の投稿を表示しています

IID GREEN DAY に参加しました。

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世田谷ものづくり学校のIID GREEN DAYで「公園探索ゴミ拾いワークショップ」に参加しました。ゴミ拾いトング「マジップ」でつながった縁参加です。 当日は、新潟を4:30に出発、三条でメーカーの専務と合流し車で世田谷へ向かいました。 世田谷ものづくり学校では、高山社長をはじめスタッフの方、スノーピーク二子玉川店青柳店長など面白そうな方がゴロゴロいらっしゃいました。     テント設営をお手伝い。と言っても慣れた手つきで青柳店長が組立ました。初めてよく見ましたが簡単に組み立てられるので驚き。ジュラルミンのパイプフレームに掛るトラクションで簡単に設営できるのですね。   2004年3月で統廃合となった 「世田谷区立池尻中学校」を 再生する次世代モデルの 廃校跡地再生プロジェクトとして 2004年10月に スタート世田谷ものづくり学校。クリエータの事務所スペースや次世代の学び舎を提案. 施設内には、展示や撮影、イベントなど様々に使えるスペースとなっています。   建物内部は、ショップ兼事務所であったり、   本格的なシアタースペースが有ったり、     立派では無いけれど居心地の良さそうな空間が広がる、クリエータにとっては恵まれた環境だと思いました。 先週お邪魔した「富山総合デザインセンター」は行政が用意したクリエーターのスペースという感じがするけれど、こっちは民間の感覚のスペースですね。廃校利用でこれだもの。コストパフーマンすも良いですよね。でも、決して費用が安い分けでは無いと高山社長が言われていました。     廊下にはこんな遊び心も用意されていました。本当に個性的で素敵な空間。新潟では難しいだろうけど、著名な建築家に依頼した立派な(先日のアオーレ長岡もそうだけど)もいいけど、目的も違うけどこれはこれで素晴らしい空間です。 今年8回目だそうですが、GREEN DAYは建物の内外で様々なワークショップが実施されていました。近所の方が気軽に参加できる雰囲気が良いです。   写真左が高山社長。カッコイイです。自宅へもお邪魔しましたがガレージもリビングもカッコイイ空間でした。  茶室を作るワークショップ   完成した茶室でお茶が楽しめるワークショップ。

富山総合デザインセンターへ行ってきました。

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打合せで富山市へ行きました。 ついでに、前から気になっていた富山県総合デザインセンターへ行ってみました。   高岡市の郊外にあります。工業団地といった感じの立地です。 工業団地全体はさみしい感じでした。地方の景気が芳しくない状況では仕方ないでしょう。私は98年に富山デザインコンペで入賞し、当時のデザインセンター長であった黒木さんが「来年にはデザインセンターが出来る予定です。」と話されていたのが印象的で楽しみにしていました。訪れるまでに10年以上たったけど。   建物としては立派な建物です。行政が主導した「デザインセンター」という印象。 中に入ると少し印象が変わって、この建物自体は3つの団体で共有しており、その一つが富山県総合デザインセンターという事です。   アポなしの急な訪問にも関わらず副所長の小幡さん、平野さんが対応して下さいました。 製品化されたデザインコンペの製品が並ぶ綺麗な事務所です。 しばらく富山県には足を運ぶことになるので、人のつながりが広げられたら嬉しい。 基本的に地方のモノづくりが抱える問題は新潟と変わらないと感じています。 富山の方よろしくお願いします。   

ポパイに載りました。

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ポパイと言えま懐かし、若かりし頃よく読んだ雑誌。   缶切特集に載せてもらいました。   ちょっと嬉しい。   記事の中では「少し高くて、プレゼント向き。」との事。正にコンセプトどおりの評価。 残念ながら安い価格帯では、難しい商品です。 何か特別の時に(プレゼントとか)使ってもらえれば、という商品です。1個1個黒いお洒落な段ボールの箱に入っています。 fd store FD STYLE 缶切  2,835円  

工場で見かけたアロマディフューザー

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新潟市の板金工場(社長は工房と言う。それくらい綺麗な最新工場)で打合せ。 社長の机の上にカッコイイ機械が置いてあった。 聞けば、アロマディフューザーだそうだ。   ちょっとアップルの製品のようでもある。白い色の部分は粉体塗装でスエーデンから取り寄せたこだわりの白だそうだ。シルバーに見えるところはアルマイト仕上げのアルミ。   フタを開くとこんな感じ。扉のヒンジ部分もこだわりが感じられる。印刷も綺麗に仕上がっている。デザイナーは酒井俊彦さんだ。   ロゴも良い感じ。タイマーでコンプレッサーが動いた時の音だけはいただけない。 それでも随所にこだわりか感じられる。 大きさも手ごろだからPCケースとして使いたい。酒井さんに怒られるかな。  

「マジップ」がTeam ECOの取材を受けました。

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最近テレビづいてます。 最も大きい要因はゴミ拾いトング「マジップ」です。昨日は製造メーカーの永塚製作所で新潟テレビ21の「Team ECO」の取材です。あらためて世の中の環境意識の高まりを感じます。 モノを売るのではなく、環境意識を高める「コト」を広げるを目的に、既存の流通と差別化した販売方法を目指していますが少しづつ広がり始めています。 先週はモンベルの展示会でモンベルの社長自らPRしていただきました。   この製品をデザインして感じるのは、マジップの注目によって会社の雰囲気が変わってきている事です。新製品を開発し、それが話題として取り上げられることにより会社に活力を与える結果になっているという事。地域密着型デザイナーとしては、それが一番うれしい。 ゴミ拾いトング「マジップ」 FD STOREで販売しています。

隈研吾設計のアオーレ長岡へ

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長岡市に「アオーレ長岡」と完成し公開されたので行ってきました。 隈研吾氏の設計で、長岡駅前にアリーナを併設した市役所という建物です。 駅前商店街の衰退に行政が積極的に「待った」をかけようという建物でしょう。長岡市も郊外に複合型ショッピングセンターが出来、駅前からは百貨店、大型スーパーの撤退が相次ぎ危機感が有ったのだと思います。不景気が叫ばれる昨今、「税金の無駄遣い」という批判もあるかもしれませんが、このような建物を建てる勇気を評価したいと思います。何もしないよりははるかにいいです。 手前の点とはオープニングイヴェント用。街の賑わいを創りだすためのスペースを持った市役所ですね。 プロバスケット試合やコンサートホール等に使えるアリーナ。 印象的に外観パネルは木製の板を止めたもの。随所に「木」が印象的に使われています。木と鉄をプラスチックの素材を上手に組み合わせた建物です。 駅前の「大手通り」に面した側には大型のベンチが置かれています。(たぶん)廃材を組合せて作られたベンチは「小川」を感じさせる為に、せせらぎの音と座面の下からモニターによる水の流れを見る事のできる演出。 こんな感じで隙間から映像が見られるのだけれど、この演出は必要ないかな?夜なら綺麗なのでしょうか。数十年使われるであろう建物に、この手の演出は陳腐化を早めるだけではないだろうか。ファッションビルなら有りだと思うけど。 手摺の鉄の感じ、凄くイイですね。木の質感、鉄の質感、建物に上手に取り入れて流石です。 こういった所にはプラスチック製を上手に組合せていますね。建物全体のカラー計画にもスパイスの役割になってますね。 ここが建物が面する「大手通り」。左側に少し見えているのが長岡駅です。 2階から駅までは「大手通りスカイデッキ」でつながっているのですが、これが少し残念な感じ。素晴らしい建物をこんな普通のデッキでつないでしまうとは。