今日まで夏休み
私の住む新潟市は日本海に面した海の街だ。近くのとても素敵な海水浴にあった看板がこれ、昭和40年生まれの私は心踊るコピーだが、最近の若者にはどうだろうか?
新潟は海も川もあって自然に恵まれた素晴らしい環境であり、隣接する燕三条エリアは日本有数のモノづくりの街だ。プロダクトデザイナーにはもってこいの環境だ。
先日の成型部品のトライの文面のゲート等の記載でfacebookで友人に用語の説明を求められました。
成型品をつくるには金型が必要。金型は成型機に取り付けられ成型開始。金型は大きく2部品で構成されていて、キャビ側とコア側に分かれます。閉じた状態でキャビ側からとけた材料が入り、冷却され固まります。成型品は必ずコア側にくっついた状態で取出るように設計されます。その状態で金型が開き、コア側から突きだしピンと呼ばれる円柱状のピンで離型します。おおざっぱにいえば上記が成型工程です。
その時に成型品に材料が流れ込む入口をゲートと呼び様々な形状がある。形状により成型形状に影響があったり、後工程や、製品外観に影響があります。
先日の文章でゲートのみを取り上げましたが、ゲートの種類だけでもいくつもあってそれを変え、成型条件(射出圧や成型時間)図面通りに近づける作業をイメージできるスキルも私のデザイン力になっている。
もちろん、金型の専門家では無いですが、何をどうしたらどの様なコスト等がかかるのかイメージできなくて、スタイリングを追及するだけでは仕事になりません。そういった意味ではバランスのとれたデザイナーを志すなら新潟は良い場所です。
有限会社 エフディー
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