明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。 昨年はすっかりブログの更新をサボってしまいました。 今年は頑張ります!昨年末の振り返りから。 昨年は捧工業と「三作」というファクトリーブランドを作りました。 三作とはこんな製品 2015 ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール で中小企業長官賞を頂きました。 商品をデザインするだけでなくプロデュースする事が多くなってきたのですが「三作」もその一つです。TVの取材を受けたり中々好評です。 私の行ってるプロデュースは、商品をデザインして商品化までアドバイスを行う。もちろん市場を想定してパッケージや必要なカタログを制作します。その上で私達が持っている流通を使い販路を開拓します。 私が工業デザイナーを続けて来て産地のメーカーには自社商品が必要だと感じたからです。単に商品を作るだけでは無く、その商品を使う人とコミュニケーションを取る環境を持つことが大切だと感じてきました。道具を作るという事はそれを使う人が居てその人たちを抜きにモノづくりは行えません。でも、今までのモノづくりは流通の意見に左右されてきたように感じています。 作り手と使い手の関係をデザインしてきた1年です。 渋谷で開催された「純米酒フェスティバル」に参加。ここでは販売も行いましたが非常に好評でした。 八海醸造さんの魚沼の里での試飲に「三作」を使ってもらいました。 越の白鴈の中川酒造さんにお願いして三作の形状に有ったオリジナル日本酒も作ってみました。 三ツ星シェフ、ヤニック・アレノ氏にも使ってもらい高評価を頂きました。 長い事デザイナーをしてきたので商品を作る事に時々疑問を感じます。モノは沢山既にあって中国などでもドンドン作られている。なのになぜ新しい商品をデザインする必要があるのだろう?と感じています。自分でも沢山の商品をデザインして来ました。デザインするだけではなくそれがどの様な人に使われて本当に喜んでもらえているのか?販売にも関わる理由はそこに有ります。 モノの作られた背景を伝え、使う人たちがどの様なものを求めていた自分が作った道具をどの様に感じて使ってくれているのか知りたいのです。 最近は国内だけでなく