長岡造形大学合同就職説明会へ行って思った事。
開始時間に遅れてしまいました。 今年2回目の長岡造形大学合同就職説明会。 デザイン事務所でこれってどう?なんて思っていますが目指す形が有るのだからしょうがない。 説明会自体は、テーブル挟んで学生6,7人と話をする感じ。 前回はプロダクト系の学生だけだったが、今回はビジュアル系やインテリア系の学生もいました。 理由の一つが、プロダクトの学生に疑問を感じたから。 自分が将来働く姿を連想せず、4年間学んでる学生よりも具体的なイメージを持って学んだ別の専門性を持った学生の方がいいのか?と思ったからです。 一般論だが、新潟や長岡辺りのデザイン系の学生は普段の他の学校や様々なクリエーターと接する事が少なく、ポートフォリオなんか見るとその影響を感じる。 でも、本当にそうだろうか? 工場へ行って作ってる現場見て、自分の働くイメージをもっと具体的に持った方が良いよ。 例えば、新潟市内の板金工場ってどんなイメージですか? 暗くて油まみれで汚く、夏暑い、冬寒いイメージっだたりしません。 私が今あるものを作っていただいてる工場は、 外観はこんな感じ。新潟市西蒲区にある「ニシヒロ」。 中はこんな感じ。打合せスペースから工場が見える。画面の一番奥に大型モニーター見えるけどあそこに生産予定や指示が表示される。 生産設備はアマダの機械で統一されている。もちろんその方がカッコイイからだ。工場は空調が利いていて快適。天井に吊るされたBOSEから音楽が流れている。 音がうるさいレーザー、タレパン複合機等は隣の天井の高いスペースにまとめられている。 人は若い人しかおらず(社長以外)それも最少人数。休み時間ってわけではないし暇なわけでもない。土曜日だけど朝6時から夜9時まで稼働している。 バリ取り機はスエーデン製。それらしいデザインだ。バリ取りみたいな付加価値の低い作業は機械化しないとコストが合わない。生産設備が新しいほど、人間の経験は少なくてよくなるので若い人が働いている。日本製の機械よりも黄色のパイプの取り回しなんか何となく愛嬌がある。生産機械で有っても北欧デザイン。 板金工場以外でも、例えば印刷工場ではハイデルベルグ社の生産ラインが整っていればドイツっぱく見える。 新潟でプロダクトデザイン学んでるなら工場へ行っ