Interior Lifestyle Tokyoで「寅」年モデル展示

インテリアライフスタイル展(東京ビッグサイト)で百年物語「辰」年モデルを展示しました。
「辰」年モデルは東日本震災後の開発だったので、食の安全や地産地消がイメージとしてあったので「地域でとれた旬の野菜を保存食として食べてきた日本の食文化を継承する道具」としてスライサーと千切りスライサー等をデザインしました。

千切りスライサーでダイコンをスライスして乾燥させれば、切干大根が簡単に作れます。天日干しが難しい場合はレンジを使えば良いのです。


(写真は試作)通常の千切りスライサーは縦の刃と横の刃がむき出しで「手を切りそうで怖い」という人が多いのではないでしょうか。縦切りは薄い金属板を起こしただけの刃で横(スライサ方向)は刃付けをした1~2ミリ程度の刃、というのが一般的です。


この製品は、薄いステンレスを起しただけの「刃」です。指を切るほどの鋭さはありません。
切れないのではないか?私もはじめはそう考えました。ここで言う「はじめ」とは少し前に群馬県で普及している「大根突き」という1mくらいある木製の製品を設計した時です。ダイコンを1cm角に切る専門の道具です。それが切れるのです。

千切りのように一度に食材を切る場合、切る(つまり刃の先端が触れる)抵抗以上に刃の厚み分食材が「縮んで刃の間を通過する」抵抗の方が大きいので、刃が出来るだけ薄い方が総合的な抵抗が少なく「良く切れる」と感じるのですが正にそれです。


もう一つ、刃の角度とその後の形状です。刃が水平にあたり、その後ゆるい円弧を描くような形状で切り分けられます。この事で。抵抗が少なく「良く切れる」感じがするのです。
正に、日本古来(といっても昭和だろうけど)の道具を応用して、和食の調理素材「乾物」を作る道具をデザインしました。

 

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