今年の湯たんぽは
昨年グッドデザイン賞をとった湯たんぽ。生産数が少なくて入手できなかった方がいらっしゃったら申し訳ないです。最小ロットをさらに低くしてもらって生産しています。 そもそも、ツバメのように製品毎のラインを持たない生産方法だと、工程によっては外注にお願いしての生産となる。例えば「溶接」は溶接専門の外注でお願いしている。溶接の設備はやはり最新のものが良い。溶接跡が綺麗だし、漏れもない。燕のものづくりは中小企業の連合のような作り方。工程によってはある程度のロットが必要になる。 今年は昨年よりも25%程度生産量を増やして、最低ロットを守りたい。 その為にカバーでバリエーションを増やしたいと計画している。この辺は加藤さんの担当で和柄なんかを試している。形も巾着タイプからコンビニ袋タイプを試している。 コンビニ袋のような持ち手の部分を玉結びにして使います。 間な感じに。なんだか可愛い感じになっている。デザインの時点で見たときは中身に触れてしまいそうで心配でしたが、試作は結構しっかりパッケージングできました。 ニットーボー新潟さんに糸の相談をしています。綿の糸は知れば知るほど難しいいですね。丸編機やホールガーメントと呼ばれるつなぎ目のないニットが作れる編機などがうらやましいいなぁとか考えるようになってきます。もちろん設備は使えるなら使えないよりいいですが、デザインで工夫する事も大切かな。 湯たんぽ以外のニット製品も計画しています。どれも金属との組み合わせです。