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8月, 2011の投稿を表示しています

面白い表面処理

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来年のインターハイメダルをデザインするように頼まれ、スタッフのT君のデザインが採用となった。製造するのは燕の洋食器メーカー。その会社が面白い表面処理を紹介してくれた。 「エコクリーン」というある種の塗装だと思いますが、油性ペンでお空いた文字が 水道水の水圧で水圧この通り、   軽く指で擦れば完全に無くなりました。食品安全法に適応しているそうで利用価値ありそう。上手に商品展開出来れば面白いですね。   株式会社サクライ

三条にある桑原商店さんへ行ってきました。

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今日は燕の打合せが1件だけだったので、前から気になっていた「桑原商店」へ行きました。FaceBookでナガオカケンメイさんを通じて知り合った桑原玲子さんという女性がやってるお店です。 三条市のパルムの近くに昨年の12月にオープンしたそうですが、知る人ぞ知るといったお店で、車で前を通っても注意していたのですが通り過ぎてしまうお店でした。 外観と違ってお店の中はオーナーの桑原さんのこだわりや食器に注がれる愛情すらも感じられる素敵なお店でした。 最も私が感心したのは、.益子焼に対する思いから商品を売る為の勉強を重ねたという行動力です。モノを創る立場からすると、商品を理解し売る為に勉強を重ねるお店なんて本当にすごいと思うし「ギャラリー」ってのはそうしたお店の事なのかな?と感じました。 是非一度行ってみてください。     写真は益子焼のオリジナルカップです。取っ手の付き方や形状が絶妙にイイ感じです。実物を手に取ってみてください。 桑原商店  

ツバメで打合せ

今日は燕で打合せが有りました。 そういえば、先週から打合せの連続で作業はさっぱり進んでいない。 こちらの方言?で「さんじょっぱらい」と「みがきやこんじょう」という言葉が有ります。 「また、さんじょっぱらいにして!」という風に使うのですが、意味としては「だらしない」「きたない」という意味です。 「三条の支払」というのが元々の意味で、燕や新潟の人が三条の人に対して言い始めた言葉です。 一方「みがきやこんじょうだして」というのは、「欲張って」といった感じでしょうか。燕の磨き屋さんは条件の良い仕事が来ると、それまで約束していた仕事を後回しにして条件の良い仕事を優先し、元々の納期を守らない事から作られた言葉で、主に三条の人が使います。 燕市産業資料館で学芸員の方が、「さんじょっぱらい」を「金払いの良い姿」と説明するのを聞いた事が有りますがそうでは有りません。どちらかというとお金を派手に使うのが燕で、しっかり貯めるのが三条と言われています。一般に三条の企業の方が商売が上手で大きくなった会社が多い事もあってそのように言われます。 どちらも若い人はあまり使わなくなった言葉ですのでそのうち「みがきやこんじょう」も「こだわりを持った姿勢」訳される時代が来るでしょうか。  

久しぶりに東京へ。

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クライアントの展示会出展があり事務所のスタッフと車で東京へ。 朝6時に自宅を出て一路東京へ。はじめに向かったのは幕張メッセの「DIYショー」へ。   三条市は利器工匠具の街でもあるので、商工会議所を中心に三条コーナーが有ります。知っている人は多いと思いますが、国内では三条と兵庫県の三木市が利器工匠具の産地です。 もちろんそれ以外にも、ホームセンターで取り扱うような製品が出展しています。   続いて、百年物語が2K540に出展とのことで車はビッグサイトに停めて電車で秋葉原へ。線路伝いに日暮里方向へ徒歩に切り替え移動。2K540はとてもいい空間でした。 お客さんも大勢いらっしゃって、にぎやかな空間でした。   そして最後に東京ビッグサイトへ戻り「GoodDesign Expo」へ。二次審査へ進んだすべての商品が見られます。しかし、さすがに点数多すぎです。     会場にせましと並んだ出品作。これじゃ審査員も大変ですね。   こっちは燕市・三条市の企業が出品する「燕三条ブース」。今年のレイアウトを見る限り、審査するだけなら通常展示の方が見やすいように思いました。一般来場者の多くはこのブースが審査対象品だと分かるでしょうか。企業にとっては、搬出入が楽で良いのですが。燕三条地域のある新潟県は首都圏を除けばGood Design参加企業が多くデザインに関する意識の高い地域で私の自慢でもあります。行政のバックアップも本当に心強い。  

胎内星まつりを見学。

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今、天体観測機器をデザインしているので勉強の為に「胎内星まつり」を見学してきました。 これは、新潟県の胎内市で毎年行われている「星」に関するイベントです。といっても初めて参加するのでですが。 会場について驚いたのは、遠方から多くの方が参加されている事です。会場周辺はこの期間だけテントを張ったキャンプが可能だそうで、いたるところでテントを張った家族連れやサークルが見られました。この日は朝から小雨が降って、天候を心配したのですが、夕方会場に付き頃にはすっかりはれ上がり、絶好の天体観測日和となりました。 各メーカーが持ちこむ自慢の機材や天文台の60センチ望遠鏡で土星をはじめ様々な天体を観測する事が出来ました。中でも、天文台で見せてもらった「アルビレオ」は2重星で肉眼では1つの星にしか見られませんが、高倍率でみると青とオレンジの2つの星が重なるようにあって、これが「アルビレックスにいがた」のチームカラーでもある青×オレンジにつながったのです。 仕事的には、これらの機材を間近で見られた良かったです。  

JIDAのトップページに

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何気にJIDAのホームページを見るとFD STYLEの写真が。今年のJIDAミュージアムセレクションに選ばれたのですが、地震が有って表彰式は10月になったりでプロモーションしにくいなと思っていましたので、うれしい。     Gマークよりも良いかもね。比べるのもなんだけど、デザイナーとしてはコレクションされる方が嬉しい。MoMAなんかにもコレクションされると良いな。以前にバイヤーの方からは問い合わせメール有ったのですがミラノサローネやアンビエンテで会えませんかって。 海外のホームページでは良く紹介されているようですが、うちから納めているのはフランクフルト(ドイツ)の SHU SHU だけです。自分の行った事の無い国で自分のデザインした道具がつかわれるのはデザイナーの喜ぶの一つですよね。 日本インダストリアルデザイナー協会

Androidを試す。

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この2年間DocomoとiPhoneの2台を使ってきたが、モバイルスイカが Androidに対応したのを期にDocomoの Androidを試してみる事にした。選んだのはXPERIA acro。 赤いカバーを付けたので007Zとの統一感はiPad2以上に。ほとんどの通信はWiFiで行い通信プランのスライド制を使う事で通信費用を抑えて高速通信が可能なはず。     問題の Androidだが、iPhoneに慣れた人には使いにくい。思ったような反応にならない。直感的な使い心地では無い。この辺は流石Appleである。さらにアプリケーションアイコンがカッコ悪い。パソコンにおけるAppleとWinのようである。しかしながら、使いこむ事によってきっと Androidの良さも分かった来るのだろうと期待している。現実には2週間くらいたつが、iPhoneの契約そのままにしている。