iPhone


iPhon4が発売され、機種変更のタイミングを逃した3GS。iOS4にバージョンアップしました。iPhone4も写真を見るだけでは、巷で言われるほどカッコよく思えませんでした。工業製品としてみれば、リアのスタイルが大きくラウンドした3GSは内部のレイアウトを考えれば合理的では無く、そこにこだわりがある打と思っています。iPhon4は写真では合理的な形状で薄くなって当然。当たり前すぎるスタイリングである。ただ、液晶はきっとキレイだろうな。3GSも白なので白のiPhon4を待とうと思う。

iPoneといえば、先日友人達と食事の際の話題。中国のコピー商品を非難する話であった。私もそれ自体は否定しないが、日本のメーカーの某製品だって褒められたものではない。スタイリング自体をまねて明らかなコピーであるがそれが分かる製品とスタイリング自体は変えているが、あたかも同様の製品であるかのように売られて、本質的に違う紛らわしい製品、どちらが悪質なのだろうか。iPhonは単体の電話機ではなくiTunesまで含めたシステム。方や単体の電話機の性能を高め(もちろん単体でも使えはするだろうが)た製品。意味が違うのに、iPhoneのイメージを利用して売っているように感じる。
初代ウォークマンを思い出して欲しい。スタイルングはそれほど優れていただろうか?音楽を持ち出せるコンセプトを含むデザインが支持されたの。iPhoneにもiTunesにも優れたデザインはある。それらを結びつけるシステムやそのシステムに音楽や文字情報を提供するシステムを含めて情報を携帯するとも言うべきコンセプトがデザインの中核にあってiPhoneをすぐれたデザインにしているのです。モノのステイリングに偏った部分にデザインを注力する某日本メーカーはもう少しがんばって欲しい。きっと優秀なスタイリスト(デザイナー)が集まりすぎたのであろう。
デザインは今日もっと広く産業と関わり、デザイナー自身も広範囲に活動を広げる必要があり地方にいるからこそそれがやれると感じる今日この頃である。

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