BODW参加最終日


香港BODW/IDTExpo最終日。写真はJAGDAの「Romance♡」展。今年のBODWのパートナー国は日本なので、日本のデザイン団体も力が入っている。JAGUDAメンバー(であろう)グラフィックデザイナー85名の恋愛をテーマにした30秒の映像作品が上映されていた。リズミカルな音楽と合わせた印象的なディスプレー。


そこで気になったのは、整然と並んだディスプレーが日本メーカー製でなかった事。海外でのデザインをテーマにしたプレゼンテーションなのにSONYやナナオでなかった。こういったところにグローバル化の中で国というものに対する意識が他のアジアの国と比べ低いのでは?と感じる。大人の事情もあるのでしょうが。2月にデザインハブ(六本木)でも展示するそうだ。


KANSEI DESIGN SHOWCASE と題した日本の展示。香港の若者が目立つ。ツアーのようなものもあって集団で「学ぶ」姿勢が印象的であった。日本に居て感じていたアジアのイメージより謙虚で勤勉であるように感じた。


当然、香港のデザイナーも大勢いてその団体の展示。プロフィールや作品が紹介されていた。


また、昨年のパートナー国のフランスのデザイン団体の展示。アジアの国だけでなくヨーロッパの国もデザインには力を入れている。当然のことだと思う。


磁石メーカーと学生のコラボレーションプロジェクトに参加した学生のプレゼンテーション風景。海外でプレゼンテーションする機会があるなんて貴重な経験となるだろう。個人的には学生に情熱が感じられなかった。とてもあっさりしたプレゼンテーションで緊張している様子でもなく淡々とした感じだった。日本人らしいと言えばそれまでだが。「新人類」等ともてはやされた「おじさん」にはつまらなく感じた。
 

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