銀のスプーン

2012年マンガ大賞でもある「『銀の匙 Silver Spoon」(荒川弘)3巻に銀のスプーンがついていますね。ステンレスにシルバーメッキされたスプーンです。
シルバーの光沢とステンレスの光沢は明らかに違います。全体的に影が黒っぽいのがステンレス「ブラックミラー」等と洋食器屋さんは呼んでいます。


初版限定らしいから欲しい方は急いで本屋さんへ。
銀器はある種の毒に反応するので、ヨーロッパの貴族が使っていたそうですね。


燕三条製と記載された上にMADE IN JAPANと記載されています。燕三条に地域の地場産業がブランド力を持っているという事でしょう。嬉しいです。


私なんかは、レストランでもスプーンの裏の刻印を直ぐ見てしまいます。このスプーンには製造メーカーが記載されていませんでした。

ヨーロッパの貴族は、それぞれの家のオリジナルの食器を持ちテーブルセッティングでゲストを迎えるセレモニーに家柄を表現する重要なアイテムとして洋食器を捉えていたそうです。
日本や東アジアの「箸」の文化とは違いますよね。

おまけのスプーンでしかないけれど、シルバーの輝きは(メッキだけど)美しい。
お茶が美味しくなると思います。
シルバーの輝きを維持するにはメンテが必要だけど、せっかくだから使ってみて欲しいな。
 


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