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兎年の百年物語

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百年物語兎年モデルの開発も終盤。今日は朱鷺メッセで内見会があった。写真中央が、香港でもセミナーでご一緒した黒川雅之さん。 兎年モデルについては、フランクフルトで発表なのでしばしお待ちを。   午前中はこの内見会で、午後からは新潟県立三条テクノスクールで講義をさせてもらった。それも3時間。とても準備していた半分くらいしか資料を使えなかったが、とても勉強になった。生徒の皆様ありがとう。   それにしても、今年は人前で話す機会が多い一年だった。三越のトークショーにはじまり、三条商工会議所の講演、香港BODWでのセミナー少しずつ時間が延びて行った。個人的に娘の学校でPTA会長をしているのでそっちでも壇上に上げさせてもらった。色々経験させてもらえた感謝の年である。  

三条メーカーです。

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  先週は香港だったので、仕事(実務)が大変だ。新規のクライアントをご紹介いただいていたのですが、ようやくお邪魔する事が出来た。 携帯電話のカメラで撮ったのでアングルが悪いが、私が心を奪われたのが壁面のディスプレイ。写真が悪くて申し訳ないが、正面から見るとハンドルのグラフィックと壁狭しと並べられたパズルのようなディスプレイが何故かカッコよく見えた。プロの内装屋さんでなければ不要な凄く細やかなバリエーションのヘラが、多分日本人で無ければ使いこなせない職人技を支える道具となるのであろう。燕三条には、小さいがこのようにある製品に特化した製造メーカーが多い。   これからどの様なコラボレーションが出来るか本当に楽しみだ。 株式会社坂爪製作所  http://www.sakazume-tools.co.jp/  

そして帰国

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ちょっとミーハーだが、こういった大きなイベントでは著名なデザイナーの方に挨拶する事が出来る。写真はアクオスでおなじみの喜多俊之氏。他に大御所 榮久庵憲司氏、柴田文江氏に挨拶。初めて深澤直人氏と名刺交換しました。 帰りの空港で手にしたソニーエリクソンのXPERIA。コンパクトですごく良い。何故ドコモが国内で発売しないのか分からない。キャリアと端末がセットの状況は今も変わらずという事か。   ともあれ、様々な収穫があったBODW参加。私の場合は日本でしっかりとビジネスを続けてくれているスタッフのおかげである。他のプロダクトデザイナーは一人で活動している人がほとんどで驚いた。産業として考えるときに「次の世代」という意味でもプロダクトデザイン業界はどうなんだろうと考えさせられた。そのような状況では企業側からも信頼されるのだろうか?一地方都市を基盤に活動しているからそう思うだけなのかもしれないが、法人化の意味、個人名を使わない事、これらは私なりのプロダクトデザインの未来に本希望を持っているから。いずれは、私もスタッフを支える側に回るつもりだ。もちろんこのように考えられるのはクライアントのおかげであり新潟という地域性のおかげだと改めて感じました。  

BODW参加最終日

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香港BODW/IDTExpo最終日。写真はJAGDAの「Romance♡」展。今年のBODWのパートナー国は日本なので、日本のデザイン団体も力が入っている。JAGUDAメンバー(であろう)グラフィックデザイナー85名の恋愛をテーマにした30秒の映像作品が上映されていた。リズミカルな音楽と合わせた印象的なディスプレー。 そこで気になったのは、整然と並んだディスプレーが日本メーカー製でなかった事。海外でのデザインをテーマにしたプレゼンテーションなのにSONYやナナオでなかった。こういったところにグローバル化の中で国というものに対する意識が他のアジアの国と比べ低いのでは?と感じる。大人の事情もあるのでしょうが。2月にデザインハブ(六本木)でも展示するそうだ。 KANSEI DESIGN SHOWCASE と題した日本の展示。香港の若者が目立つ。ツアーのようなものもあって集団で「学ぶ」姿勢が印象的であった。日本に居て感じていたアジアのイメージより謙虚で勤勉であるように感じた。 当然、香港のデザイナーも大勢いてその団体の展示。プロフィールや作品が紹介されていた。 また、昨年のパートナー国のフランスのデザイン団体の展示。アジアの国だけでなくヨーロッパの国もデザインには力を入れている。当然のことだと思う。 磁石メーカーと学生のコラボレーションプロジェクトに参加した学生のプレゼンテーション風景。海外でプレゼンテーションする機会があるなんて貴重な経験となるだろう。個人的には学生に情熱が感じられなかった。とてもあっさりしたプレゼンテーションで緊張している様子でもなく淡々とした感じだった。日本人らしいと言えばそれまでだが。「新人類」等ともてはやされた「おじさん」にはつまらなく感じた。  

BODW2日目

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  昨日の盛況なイメージで2日目へ。初日に比べると人が少ない。 そこで、他のフロアを見て回りました。 ざっとこんな感じ。とにかく広い会場一杯にデザインに関する様々な取組みが紹介されているといった感じ。アジアのパワーやエネルギーを感じた。写真を沢山撮ったが、多すぎて整理がつかない。 公開終了後のGala Dinnerではアジアデザイン大賞の表彰が行われた。700人を超える大きなパーティー会場がイベントホールにあり事からも香港コンベンション&エキシビションセンターの大きさが伺える。日本にいると感じないが、明らかにデザインの世界も経済の世界もアジアの時代であり日本のおかれた環境に危機感を感じる。と同時にこのような機会に参加して他のデザイナーから刺激受ける事ができた。

BODW初日

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  いよいよスタートしたBODW私が出展するのはIDT Expoの中のJapanブース。上の写真中央がうちのブースです。とにかく初日という事もあって人が多い。初日に用意した印刷物250部がほぼ無くなる感じでした。香港の人は展示品や印刷物を手に取る時も、日本人と同じ感覚で丁寧だし、戻した時もきれいにそろえてもらえました。香港での展開も現実的だと感じました。そして、本日のメインイベントセミナーの題3部として行われた黒川雅之氏の講演とパネルディスカッションです。     うまく話せたかは疑問ですが、終わった後の反応は概ね良好でした。 初日は商談も多く今後の展開次第では様々な可能性があると感じました。 最後にオープニングパーティがあり、一緒にパネリストを務めた中林鉄太郎氏に深沢直人氏を紹介いただいたり、 榮久庵 憲司氏や喜田俊之氏に挨拶したりと有意義な時間を過ごす事ができた。

BODW参加、香港へ向かう

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いよいよBODW参加の為香港へ向かいます。新潟のデザイナーとしては新潟空港を使わねばという事で、仁川国際空港経由で向かいました。北朝鮮の韓国領土内へ向けての発砲があった為、飛行機はかなり空席でした。私自信心配でしたが、無事仁川国際空港到着。 ここでトランジットが8時間あり、空港内で過ごす事に。幸いこの空港はフリーのWifiが使えテーブル席も確保できるので資料をまとめたり難なく過ごせました。 結局、香港国際空港到着は夜の12時近く、そのままホテルへ直行しました。香港国際空港は列車が空港へ乗り入れていて、入国から列車まで本当に近くて便利でした。 空港だけを比べれば活気も施設も、日本の空港は韓国、香港より劣ると感じました。

ただ今製造中

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来週の出張を前に制作中のモックアップ。知っている人も多いだろうが、MDXは遅い。どのくらい遅いかというと、昨日から削ってなんだかんだで24時間でこの状態。こちらの不手際があるとしても遅すぎる。明日の朝までかかるって、その後ちょっと修正して、後24時間くらいかかると推測。 使えない奴だ。(発砲スチロールなら結構いけるけど)  

IFFT interiorlifestyle living に出品しています。

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11月24日(水)- 26日(金)東京ビッグサイトで開催されているインテリアライフスタイル リビングの燕三条地場産業振興センターブースに川口工器と開発した座イス OSSO(オッソ) が展示されています。   地場産業振興センターのプロジェクトで座イスに対するユーザーの不満を解決するべく約2年の歳月をかけて開発した製品です。耐久性に優れた堅牢なフレームと交換が可能なクッションを持つ座イスがコンセプトの製品です。製造工程がすべて国内(新潟県)というこの種の製品ではまず見られないしっかりした製品に仕上がっています。是非、会場で座ってみてください。   OSSO(オッソ) http://www.fdn.co.jp/news/101122_osso_card.pdf  

NICOが百年物語の展示会開催。

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11月22日から28日までの1週間、ロンドンのお茶専門店TeaSmithのベースメントギャラリーで百年物語の展示会を開催しています。私もロンドン行きたいのですが、とても行けません。   同じロンドンのVESSEL GALLERY(写真)でも12月31日まで展示販売中だそうです。(下写真)     12月2日~4日香港コンベンション&エキシビジョンセンターで開催されるBODW2010 IDT Expo2010に出展します。12月2日 (木)14:00-18:00、IDTExpo トレードホールのセミナールームにて実施する「Japan Design & Trade Seminar」にパネリストで発表する予定です。 http://www.jidpo.or.jp/activity/bodw2010/

自転車に乗ると

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自転車で通勤していると、帰り時間が遅い時など「ヘルメット必要だよな~」とか思う。でも最近の派手なヘルメットはかぶりたくないし、似合わない。私が欲しいのは昔のこういう奴。鞄にもしまえるしもっとファッショナブルでも良いと思う。でも、効果はどうなのかな?無いよりはましなのかな?

チタン製移植ごて

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あるメーカーの社長と話していて、もっとメーカーの製品開発は「プロダクトアウト」で良いのではないかと話した。商品の価値は、ユーザーが決めるのだろうか?流通が決めるのだろうか?もちろん其々の意見に耳を傾ける必要はあると思うが、まずは製造メーカーが訴える必要があるのでないかと。写真のような「移植ごて」はステンレス製のモノで700円程度だそうだ。鉄に塗装したもので100円。消耗品でもないのに。道具に愛着も持てなければ、大切に使う気持ちもそがれる価格でないかと思います。    もちろん、そんな製品をデザイナーに頼んでデザインしたのではメーカーはつぶれてしまう。この形にするためには何工程ものプレスが必要で、効率よく造るために順送型で造られる。この順送型などはかなりの投資となる。それだけでなくプレス型やプレスの工程には匠の技術やノウハウがある。かのデザイナー奥山氏が燕三条の製品は量産品にも匠の技術を生きると称賛したが、正にその通りである。    写真はチタンを使った移植ごてである。チタンは高い耐食性を持つ。つまり錆びない。鋼鉄以上の硬度を持つ。つまり強い金属である。イオン化しにくいため金属アレルギーを起こさず、人工関節等に使われる金属です。アルミよりは重いが鋼鉄の半分以下の重さ、つまり軽い。屋外や海水のかかる場所でもきっと一生使える。アウトドアに最適。     欠点は価格である。ステンレスの20倍の材料費が掛る。こういった製品の需要が計り知れないので通常こういった製品は驚くほど高額になる。フライパン等に使ったものもあるが、熱伝導は極めて低いので調理には向きません。   私の考えるMade in Japanは目的に合った良い製品を工夫して製造する事で比較的安価に造られた製品。現在の流通では売りにくい「希少性」や「価格訴求力」のひくい製品です。 でも、本当にその道具を必要としている人に、愛着を持って使い続けてもらう。買いかえる時もまた同じ商品を選んでもらいたい。いくら良い製品でも法外ないわゆる「ブランド品」をデザインしたいとは思わない(頼まれないしね)。 ステンレスの20倍の価格で比重が約半分って事は材料費は10倍って事だし、当然製造工程も多少変わってくる(マグネットがつかない等)事を考えても、どのくらいの価格ならある程度の量が売れるのか、製造側が自信を持って答

今年の百年物語

今年も百年物語で製品開発を行っている。   モノ自体は当たり前のモノだが材質や加工法を研究し新しい製品をつくっている。もちろん形状も考えてはいるが、スタイリングを変える事がデザインだとは思えなくなっている。 調理器具としての金属を考えると、人間の体に悪い影響のあるイオンを放出しないのは鉄と銅だと思う。この2つの材質は、古くから調理器具として使われてきた。今は、鉄の材質を使い錆びない加工とその加工を強靭にした製品を開発している。事務所が工業技術総合研究所に隣接しているので相談する上でもとても便利だ。プロダクトデザイナーの仕事はモノをつくり、売るすべての工程に必要とされる度合いで係る仕事だ。撮影用の製品が今月中には完成予定。お見せできるのは2月のフランクフルトの見本市以降です。 http://www.nico.or.jp/hyaku/  

Doughnut To-Go が発売になりました。

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東京国際包装資材展で発表した Doughnut To-Go が発売になりました。 詳しくはリュウド株式会社のホームページでご確認ください。 http://www.reudo.co.jp/doughnut/  

製品を扱ってくれるお店が増えました。

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FD-Styleを扱っていただくショップが増えました。東京自由が丘に開店した「カタカナ」さんです。日本中の伝統的なお土産を扱う雑貨ショップだそうです。近いうちに訪問したいと思っています。 他の雑貨店とはちょっと違ったかわいい感じのお店のようです。 カタカナ http://katakana-net.com/index.html

これも試作で終わりか。

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iPhoneを置いておく台。シリコン(試作はエラストマ樹脂)製で滑らない。ケーブルを通して置いておく事が出来る。片手で大抵の操作ができる。便利だと思うけど。 

仕事また仕事

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頼んでいた金具の試作が出来た。商品を造るにはかなり長い時間や試作による試行錯誤が必要です。海外で発表予定のこの製品はこれからが大切です。 私のつくる商品は極端な言い方をすれば、同じ図面から全く違った性格の製品が出来てしまいます。図面やコンピューターによるレンダリングは確かに製品と同じ形状かもしれない、けれども小さな角Rの取り方や表面の仕上げといった細かな製造側に指示する内容で全く別の商品が生まれます。おおざっぱな言い方をすれば、絵で描いたフライパンなんてどれも同じようなもので、ちょっとした加工の積み重ねが製品の性格を左右すると思います。来年の2月頃にあぁこうなるんだというものをお見せします。

2010東京国際梱包展報告。

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展示したのは「OWL」のカラーバージョン。特徴は通常のスクリューは当然ラセン形状ですよね。そのせいでコルクのセンターにスクリューを立てる事が難しいのです。「OWL」の場合スクリューのセンターに別の真直ぐのピンがもう一本あります。このピンをコルクのセンターに刺す事で、コルクのセンターに正確にスクリューを入れる事が出来ます。これによって引き抜く力が正確にコルクに伝わり、簡単にコルクを抜き事が出来るのです。海外の方(ヨーロッパ)がとても興味を持ってくれました。フランクフルトのアンビアンテの後もヨーロッパではとても人気。紹介してくれているホームページも沢山あります。Mitsunobu Haginoで英語検索すると結構出ます。肯定されているのか否定されているのか英語が苦手で分かりません。 その一つ http://www.notcot.com/archives/2010/04/kd-style-wine-opener.php こちらは「Smart Scissors」のギフトパッケージ。「Smart Scissors」はハサミと記載していますが、刃は1枚で両刃付けのブレードが特徴。切ってもらえば皆さん驚きます。ハサミは挟む事で切れますよね。挟んだ時点で植物の導管をつぶしてしまい、刃が合わさったところから切れ始めますよね。「Smart Scissors」の場合刃が導管に少しふれたところから切れ始めます。本当に切った人はその感覚に驚いてもらえます。ただ、見ただけではそれが伝わらないのが、売り方の難しさ。  今回初登場は「Doughnut To-Go」ドーナツを安全に持ち運ぶケース。ドーナツって少し多めに買いますよね?余ったりしませんか。翌日このケースに入れ鞄に放り込んで会社について軽い朝食なんて時に活躍するのがこのケース。左右の穴に南京錠が取り付けれるので、とっても安心。 軽いジョークと実用性を兼ね揃えた食品ケースです。とっても人気でNHKから取材を受けました。  

2010東京国際梱包展開幕。

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東京国際包装資材展、通称「東京パック」が開幕しました。初めて参加しましたがとても来場者が多いと感じました。特に外国のアジアはもちろんヨーロッパの方も多く参加されています。 名称からも分かるように包装資材の見本市で、包装機や印刷関係の機械から包装部材まで東京ビッグサイト東館を埋め尽くす大きな見本市です。 今回私が参加したのは、この見本市の一角にパッケージデザインブースが設けられ、JIDAを通じて参加の案内があり、条件が良かったので参加してみました。 中央が私のブースです。iPhoneで撮影しましたが、それ自体をスタッフに預けてきて詳しい写真がアップできません。ワインオープナーOWL、花ハサミSmart Scissors、ドーナツケースDoughnut  To-Goを展示しました。初日はNHKの取材も受けました。 10月5日-8日東京パック http://www.tokyo-pack.jp/pavilion/pavilion4.html 

Smart Scissors の新パッケージ提案

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Smart Scissors は花ハサミなので通常ホームセンターの店頭にブリスターと呼ばれる透明のパッケージに入ってぶら下げられる。しかし、通常のハサミと違うためぶら下げているだけではなかなか売れない。口コミで広がるような売れ方を目指しているのだが、そうなるとちょっとしたギフトとしての売り場を目指す事になる。セレクトショップや花屋さんのような専門店の売り場をイメージしてデザインしたのがこのパッケージ。ナチュラルの段ボールに製品カラーに合わせた植物イラストを刷っている。これも東京国際包装展に製品と共に展示します。実際に使ってみる事が出来る展示にする予定。興味のある人は是非会場で。   http://www.fdn.co.jp/work/work092.html  

展示会の準備進む。

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ワインオープナー「OWL」のパッケージ。黒い段ボールに施した白のシルク印刷。コストを抑えながらなかなかの出来栄えと思う。プロダクトデザイナーとしてパッケージの重要性は否定しないけど製品の売価とのバランスは売れる為に悩ましいところ。例えばバルス東京の店頭では製品とパッケージを並べて展示してもらえる。ワクワク感と大切にしながら環境への配慮やコストを踏まえて購入者が共感できるパッケージというのが私のスタイル。実物を確認したい方はビッグサイトでお願いします。   www.tokyo-pack.jp/pavilion/pavilion4.html  

2010東京国際梱包展にブースを出展します。

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 東京ビッグサイトで10月5日から8日まで開催される2010東京国際梱包展でパッケージデザインパビリオンというコーナーが設けられ、20組のデザインユニットが参加します。私も参加するつもり。 所属の日本インダストリアルデザイナー協会からの案内です。秋のギフトショーを見送りこちらに出る事にしたのは、出展費がメチャ安だったから。本来パッケージデザインの提案なんだけど新製品も展示します。その一つが、これ。OWLのカラーバージョン。OWLは本来ステンレスのヘアーライン仕上げですが、フッ素コートしたものです。もちろんパッケージもかなり良い出来。 3つの製品を並べる予定ですが、どれも中々の出来栄えです。   まぁパッケージデザインより製品がメインになってしまうのはインダストリアルデザイナーの宿命。   owl (百年物語) http://www.nico.or.jp/hyaku/years_theme/2008_saketime/owl  

iPod Touch 届く

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iPod Touch が届いた。中国からの発送らしく、出荷のメールから4日もかかった。それも国内で3日かかった。中々美しいスタイリング、特に液晶面が黒で統一され美しい。ただ、背面のステンレスの鏡面が指紋が目立つ。当たり前だが鏡面もこのままではすぐに傷だらけになるだろう。まだ、ケースは無いかな?とか思ってビッグカメラへ。予想に反して、もう沢山並んでいた。     薄さと色で選んだのがこれ、     背面はこんな感じ。カメラのレンズの横にマイクがある。iPhone 4 だとフラッシュがある位置。iPod Touch の薄さを強調したスタイリングを妨げず中々綺麗に取り付けられる。逆に言うと液晶側の張り出しは無いのでバンパーのような効果は期待できない。でも、このスタイリングに厚ぼったいカバーは付けられない。iPhon 4 よりこっちの方がスタイリングは好き。

休日の自転車通勤

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休日だがちょっとした仕事があり自転車で通勤。早く終わったので街を通って帰宅する事にした。 新潟市は中心部に信濃川流れている。両岸は公園として整備され「やすらぎ堤」と呼ばれている。万代の水上バス乗り場から上流の風景、この道を通って帰るのだ。途中「よさこい」だろうか、ダンスする集団がいたり、家族連れやカップルなどこの風景を楽しむ人の横をペダルをこいで帰った。少し気持ちが豊かになった。

自動車の3Dデータ

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  自動車の3dデータを販売しているサイトを発見。1500円程度で販売している。いったい誰が何のために買っているのであろう。私はほとんどRhinoを使っているのだが読み込んでみた。ポリゴンではあるがサーフェスが分かれているのでそれなりに使える。アバウトとはいえインテリアのデータもある、驚き。 自分でデザインした、商品化されたものや、されなかったもののデータを売ったら買う人がいるのだろうか?怪しい海外のメーカーが断りもなく商品化したりして。   http://www.cgdatabank.com/  

ブラックアンドデッカー

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ブラックアンドデッカーというメーカーをご存じでしょうか。アメリカの工具メーカーです。最近工具だけでなく家電系のモノを発表しています。以前の製品はお世辞にも良いとは思えませんでしたが、最近の製品は良いスタイリングと機構を持っています。  日本のメーカーとしては、マキタが同じように掃除機をつくっており、JRで業務用につかれているとのことで時折見かけますが、スタイリングは比較になりません。日本のメーカーも、もう少しデザインに注力して欲しい。   スタイリングと機構という点ではダイソンが有名ですが、ハンディタイプの掃除機としては写真のピボットⅡの方が優れていると思います。欠点はバッテリーでしょうか。 アップルやダイソンのように妥協しない製品をつくるのは本当に難しい。 写真がありませんがブラックアンドデッカーがこの度発表した縦型のシュレッダーも素晴らしいデザインです。  

電動バイク

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フォルクスワーゲンの電動バイク「bik.o」。前後輪とも折りたたまれ自動車のスペアタイヤのスペースに収まるそうだ。バッテリー駆動で20km走れる。最高時速20km/h。 自転車にも応用できそうなデザイン。ヨーロッパのように都市部には自動車の乗り入れが制限されたりすると利用価値は高そう。  

東京出張でした。

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  原則的に東京へはあまり行かない。行ってしまえばどうってことないけど、行く前は憂鬱。 今回は東京国際包装展の出展打合せがあり、それに合わせてショップへ営業に行ったり、デザインの営業へ行ったりしました。   最初にスパイラルマーケットへ、ここはうちの商品にピッタリで是非扱って欲しいショップ。もちろん飛び込み。   店員のお姉さんが慣れた受け答えで取りあえず資料を受け取ってくれた。   デザイナーが新潟からワザワザ飛び込みでご苦労様、見たいな反応でないと中々置かせてもらえない。後日連絡があるのだろうか?きっと資料を輸送したのと同じ程度の効果だ。   意気消沈。   その後予定の2件を同様に回り、バルスへ。バルスはアポありで商品も取り扱ってもらっているので挨拶を兼ね商談。その後、六本木ヒルズのバルス東京の店舗を視察。   六本木ヒルズ自体初めて行きました。次の商談があってバルス東京以外の店はまったく見られなかった。だけど、FD-STYLEが展示されてるので、やっぱりお店で自分の商品を目にするのは嬉しい。昔は自分の商品を見るのが苦痛だたときもある。今はただ嬉しい。   その後、デザイン事務所としての商談へ。途中で東京スカイツリーを目撃。       おお、スカイツリー商談が上手くいって完成に向かう姿を逐一みられると良いなぁ。