ものづくりに対する補助金

地方で活動するデザイナーなのでメーカーの役に立ちたいと思い、普通デザイナーがやらないような事をやってきました。

一つはこのブログでも載せていろ「デザインしたものを売る」という活動。販路が無かったり、流通との兼ね合いで自社で売る事をためらうメーカーの支援ではじめました。

もう一つが資金開拓。とはいっても私も資金などないので補助金の活用です。補助金と聞くだけで引いてしまう友人も多いですが、私にとっては素晴らしいシステムです。経済産業省系のものしか使ったことはありませんが。私たちも、例えば今春のギフトショーの出展には補助金を活用しました。

補助金がインチキくさく感じる理由は「過程も成果も見えない」ところにあると思います。製品になっていないものも有るし、そもそも補助金を活用しなくてはならない理由も不明確であったり結果としての「成果」が見合ない事が有ると感じています。結果、真面な計画が遠慮する事によって成果を目的としない開発に補助金が使われる結果になっていると考えれば、有効な開発が積極的に補助金を活用する方が良いに決まっています。


経済産業省系の補助金でも目的によって様々ですが、中小企業のものづくりを支援する内容の補助金の場合、金額の上限が有り全体の資金の1/2~2/3が補助されるものが多いでしょう。国の委託研究となると100%認められるものも有ります。

私たちは、計画段階から参加します。そうでないと意味が有りません。
外部のデザイナーとか進んだ設備とか使ったことのない企業に活用してもらうきっかけと考えているので、計画がそのようになっていて資金計画や販売計画にそれがリンクしてないと実行性が低下するからです。

フットケア用品:調理器の製造技術を活用してフットケアという新し良い分野に向けて商品開発しました。爪切りがネイルケアという視点で評価される事象やエステ事業のその先を狙って開発した商品。海外の展示会等でも発表し好評。(昨年度の三条市ものづくり補助金活用例)

補助金ですから審査が有りますよね。この審査をされる方は意外と開発や販売のプロでは有りません。県や国の施設の関係者や中小企業診断士の方、大学などの先生が多いと思います。実際のバイヤーや製造業に直接関係した方は居ないし、そもそも居たとしても分野毎のプロであるはずはありません。ですから、一般的論として時代に合った開発テーマであるように見せるテクニックも必要です。メーカーから見た正論が必ずしも認められるわけでは有りません。

使われ方の決まった製品であっても公の支援を受ける以上、補助金のテーマに沿った事業計画の作成や正しい形での報告書の作成が必要になります。中小零細企業の場合その為の人員はいませんから「面倒くさい」という事になります。

「面倒くさい」計画から活用できるのが工業デザイナーなのです。

製品の目的に対して、おおよそ掛かる費用の割り振り、調査費、デザイン設計費、試作費、金型費、パッケージ試作費とコスト感を持っているのが工業デザイナーです。また、その製品がどの様に時代に有っていて、商品化されれば有効か示すことが出来ます。どの部分にリスクが有り補助金を活用する必要が有るのか示すことも出来るのが地方においては工業デザイナーしか居ません。
お気軽にご相談ください。(最後は宣伝になっちゃった。笑)

今年度は実績を評価していただき三条市の補助金事業に協力させていただいています。
売れるものづくり補助金(新潟県三条市)

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有限会社 エフディー
 

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