新潟Lobby #1 開催

ひょんな事から「新潟Lobby」という交流を目的としたイベントをやることになりました。

初めはセメントプロデュースデザインの金谷さんが新潟に来るので、新潟のデザイナーも参加できる懇親会が出来ればいいな、くらいに思っていたのですがセメントさんが乗り気だったので、大阪や東京でセメントがやってるLobbyにできるだけ真似てみようとなり、せっかくやるならデザイナーが企画するデザインのイベントにしようとなりました。


初めに日程が決まっていたので、広くデザインに興味のある人を集めようと、メディアを使ってPRしてみました。FM局と地元新聞社が協力してくれたおかげで、心配した人数はほぼ達成できそうです!

とかく閉鎖的になりやすいデザイナー。競争相手だったり商売敵であったり。でもその閉鎖性がビジネスチャンスを逃しているとも感じています。

私は工業デザイナーなので、印刷会社や広告代理店を通じて仕事を受けたりしません。これからはクライアントから直接仕事を頼まれ、デザイン戦略を含むビジネスパートナーとなりうる人材が新潟には沢山います。金谷さんは多くの実績が有りますが、工業デザイナーではありません。
デザインセンスに優れ、地域で成果を上げられるデザイナーは沢山いるはずなので情報の交流をはかりたいと思いました。


以前から気になっていた事の一つに、現代の若者が夢を持てるのか?ということです。
新潟には長岡造形大学という大学が有りますが、開校時10倍以上の競争率のあった大学だそうですが、昨今は志願者が低迷し来年度からは公立化するそうです。優秀な人材が集まりにくくなればその産業は繁栄しません。若者たちのデザイナー離れの一つがデザイナーって生活できるの?みたいなところも有るのでしょう。このトークショーに参加してくれる石川さんは新潟のデザイナーですが、キリンの生茶のパッケージを手掛けていたり活躍目覚まし良いデザイナーです。身近にそんな人もいると知れば若い人の希望になったりしたら良いなぁと思っています。

デザイナーが世界中でも注目されている職業なのは間違いありません。だた、実態が分かり難く若い人が目標にしにくいのかと考えています。

出来る事をやってみたいと思います。こういったイベントは今まで行政や学校しか地方では開催できていないと思います。今回はデザイナー自らが情報を発信するところが新しいと思います。新しいことしないとね!

ものづくりとデザインの街「新潟」として全国から注目される産地になると良いなぁ。
5/16日新潟からデザインが盛り上がる!


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