珈琲サイフォンさんへ

珈琲ドリッパーを開発しているので珈琲サイフォンさんへお邪魔してきました。少し前に珈琲サイフォンの千葉さんが新潟へお越しの際に事務所に立ち寄っていただきお話を伺ったのですが、さらに詳しくお聞きするべく東京本社へ。


煙突が目立つ建物。コーヒーを焙煎する香りが漂います。
珈琲についてはディモンシュの堀内さんやツバメコーヒー田中さんなど自家焙煎カフェの方に話を聞きながら超スローペースで開発して来ましたが、いよいよコーノ式の河野社長の話を聞くことができました。


モノをデザインする時、歴史を聞くのが好きなんです。日本に珈琲が入ってきてどの様な変遷を経て今日に至るのか。直接的にアイデアには関係なさそうですが私自身には大切です。
河野の創業者は新潟県出身だそうです。コーノ式と呼ばれる円錐フィルターを使ったドリップ方法について色々教えていただきました。それ以外にもスライス刃と呼ばれる刃を使ったミルやなど貴重なサンプルをお借りしました。

それにしても、昭和の日本のメーカーが作った道具には今見てもどのように作ったのか分からない工夫が有って楽しいです。お預かりしたサンプルを何人かの職人に見てもらいましたがそれぞれの見解が違って楽しい。新潟の場合古い機会も最新の設備もあるので似たものは作れる。ただ似たものではなく、改良を加えて作らなくてはならないが、どの部分が大切でどこを改善するのかといった判断をするのが私の役目だ。作り方も材質も増えた現代ではあるけれど、すべてに進んでいるとは一概には言えない。歴史の話の中でその道具を作った人物を想像し、考え方を推測し敬意を払いながら新しい道具を生み出す作業もデザインだと思う。

調理器のようなスローな道具の多くはそれでいいと思う。

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